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ビットコイン救世主、米ECサイトでBTC売買に向けて始動!
- 2018/9/16
- 仮想通貨の最新ニュース
アメリカのインターネット小売り業者(ECサイト)Overstock.comは、仮想通貨ウォレットを提供するBitsyと提携し、自社サイト上でビットコインの売買を行えるようにする計画を明かした。
2014年に「ビットコイン決済」導入の先駆け的存在として知名度を上げた同社が今、次なるアクションを取り始めようとしている。
ビットコイン救世主、ECサイトでBTC売買を実現させる!
上述の通り、世界に先駆けてビットコイン決済をECサイトに取り入れ、先行者優位のポジションを確保しつつあるOverstock.com。
直近でも、かの世界銀行と土地の所有権にまつわる契約を締結するなど、その勢いはまさにとどまる事を知らず。
そんな革新的な動きを見せる、同社CEOの Patrick Byrne(パトリック・バーン)氏は、「Bitcoin Messiah(ビットコイン救世主)」と称されたこともあるビットコイン奨励家。
同氏は、ウォール街の王者とも呼ばれる証券会社GoldmanSachs(ゴールドマン・サックス)が市場操作を行なっていると批判し、同社となんと7年以上裁判で戦ったこともあるタフな人物だ。
今回の発表に対して、同氏は、
「Bitsyは仮想通貨ウォレットに新たな進化をもたらし、ユーザーに利益をもたらすだろう。
同ウォレットとoverstockが提携する事で、ECサイトから直接ビットコインを提供できるようになる。
ECサイト上で仮想通貨を売るという、全く新しいサービスだ。」
と発言し、同社が今後取り組む新事業の全貌を語った。
同サービスのベータ版は既にForvesとのインタビューで発表され、実際に活動を行うのは2019年の前半になる見込みであるという。
そんな同社のCEOは、ブロックチェーンや仮想通貨に長期的な魅了を感じている様子で、
「過去にドットコム企業のすべてがクラッシュした際も、インターネット技術自体に何らかの問題があった訳ではなかった。
仮想通貨に関しては、流行り廃りが発生するかもしれないが、根幹のブロックチェーン技術に関しても同様なことが言えるだろう。
今後、仮想通貨によって新たな世界が創造される事だろう。その中でOverstock.comは、2つの世界の間を橋かける卸売業者になろうとしている。」
と、強気な発言の中に、将来への期待を滲ませた。
原典:Medici Ventures Announces Beta Launch of Bitsy.com Cryptocurrency Wallet and Exchange
ここまでの内容と考察
今回のニュースは、アメリカの電子商取引サイトOverstock.comの子会社が運営するBistyというウォレットで、仮想通貨の取引を2019年の前半から行うという展望を明かしたという内容でした。
既にこのウォレットはECサイトで活用されており、ウォレットで仮想通貨の取引が始まったら、小売りサイトから直接ビットコインの購入ができるようになります。
実現すれば世界的に見ても少ない試みとなるでしょう。
仮想通貨が徐々に私たちの生活の一部となり、仮想通貨で物を買うというのが一般的になりつつあります。
過去にも紹介しましたが、例えばアメリカのBitcoin Superstoreという会社では、オンライン上で小売業者から商品を仮想通貨で購入できます。
スターバックスやNikeなどを仮想通貨で購入できるとなると、今まで関心のなかった層も仮想通貨へ興味を示すかもしれませんね。
今後の仮想通貨、ブロックチェーン、市場全体の動向に注目していきましょう!