Coinbase社CEO、「5年で仮想通貨利用者は10億人を突破する」

米国最大手仮想通貨取引所のCoinbase（コインベース）CEOである Brian Armstrong（ブライアン・アームストロング）氏が、仮想通貨の将来的な展望について言及した。

彼の見解によれば、今後5年間で10億人を超える人々が同通貨を使用する事になるだろうという。

未来の証券取引所？Coinbase社が描く青写真とは

Armstrong氏が上述の通り大胆な発言を行った背景には、世の中の必然的な流れを加味した予測が存在している。

例えば、同氏は以前よりいわゆる「セキュリティトークン」に関する言及を度々行っており、従来の「証券」がトークン化されるとみている。

その証拠として、過去の発言でArmstrong氏は、

「我々は市場に参加する各企業の橋渡しをする存在として、仮想通貨を利用した仲介役として活動していきたいと考えている。

従来の証券に代わるものとしてセキュリティトークンを取り扱い、法的に認められた取引所（=従来の証券取引所）になりたい。」

とコメントを寄せている。

加えて同氏は、今後世界はインターネットを通じて「価値の移転」が行われる「Web3.0」の時代に突入するとも言及しており、それに伴い仮想通貨の本質的な価値はますます上昇するとも語っている。

取締役の辞任問題が勃発するなど、急展開を見せる中で対応を急がされていたCoinbaseだが、今後の時代への備えは今のところ順調のようだ。

ここまでの内容と考察

大手仮想通貨取引所CoinbaseのCEOが、今後5年で仮想通貨の利用者数が10億人を超えるという見解を示した、今回のニュース。

統計的な裏付けが十分に示されているわけではありませんが、同氏が語る通り、時代の流れ的に仮想通貨やその周りの最新技術が普及するシナリオは想像に容易いです。

果たして今後、Armstrong CEOが予言する通り、仮想通貨の利用者は爆発的に急増するのでしょうか？

Coinbaseのこれから、ひいては仮想通貨業界全体の動向に、より注目していきましょう！

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