急落から全戻し!?BTC価格が6100ドルから6500ドルへ

ビットコイン価格が一時間以内に6300ドル(約70万円)から6100ドル(約68万円)にまで下落した直後、6500ドル(約73万円)にまで上昇した。

先物取引の「消滅日」が影響か

ビットコイン相場が20分以内に6117ドルから6494ドルまで変動するという大きな振り幅をみせた。

今回の急落では、BTC価格がテクニカル分析上重要なサポートを下回ったため、通常のボラティリティよりも大きな注目を集めた。

また、偶然にもこの変動は、CBOE(シカゴオプション取引所)のビットコイン先物取引の「expirationdate (消滅日)」からわずか数分後に発生。

以前の先物取引消滅日にも大きな価格変動が生じたことが確認されている

CoinMarketCapのデータによると、仮想通貨総時価総額は市場の回復中に約200億ドルにまで達し、水曜日の最安値から約4%増加。

アルトコイン価格の変動は劇的ではなかったが、時価総額トップ10位の仮想通貨の内、7銘柄のコイン価格が上昇した。

原典:Bitcoin’s Price Swings to Nearly $6,500 in Volatile Trading Hour

ここまでの内容と考察

BTC価格が大きく変動したという、今回のニュース。

Zaif取引所がハッキングされたことが今回の価格変動を起因したという声もある中、CBOEのビットコイン先物取引の消滅日が大きく影響したのではないかという見解もあるようです。

しかし、テクニカル分析の観点から見ると、妙な動きであることは間違いないでしょう。

テクニカル分析を駆使するトレーダーにとっては、少し頭を抱えたくなるような相場だったかもしれませんね。

今後もビットコイン市場の動きに注目していきたいですね。