「夢のコラボ」誕生、Braveでブロックチェーンを使った身元確認が簡単に

ユーザーの個人情報を尊重する2つの仮想通貨プロジェクトによる夢のコラボが始まった。

プライバシーに配慮したインターネットブラウザ「Brave (ブレイブ)」がブロックチェーンスタートアップCivic (シビック) のID検証サービスを導入する。

プライバシー保護徹底、ID検証まで

ブレイブプラットフォームを利用する出版社がシビックの身元確認とKYCサービスを利用できるようになると両プロジェクトが先週金曜日に発表した。

同プラットフォームでは、ユーザーがブラウザを通じてBATトークンを匿名で寄付することで出版社への支払いを可能にし、一般的に広告がメインとなっている従来のインターネットの収益モデルを改善する。

ウォールストリートジャーナル、マーケットウォッチ、バロンズなど名だたる報道機関を含める21,000以上の出版社が同プラットフォームに参加しており、現在月平均400万人のアクティブユーザーがブレイブブラウザを利用している。

一方、シビックの「再利用可能なKYC」は、出版社がプライバシーを維持しながら簡単に身元確認できるサービスを提供。

例えば、現在のところ、銀行口座を開設したり、ICOへ参加するためには毎度KYCを行わなければならないが、同サービスによりそれが一回で済む。

すなわち、今回のパートナー提携によって、既にシビックに登録している出版社はKYCなしですぐにBATトークンをユーザーから受け取れるようになるのだ。

シビック共同創設者兼CEOであるVinny Lingham (ビニー・リンガム)氏は、ブレイブがインターネット上のプライバシー問題の解決に努めていると述べ、

「ブロックチェーンが可能にする信頼できるID検証サービスを生かし、より良いブラウザを構築することに貢献したい。」

と今回のパートナーシップに対して期待のコメントを寄せた。

また、ブレイブ共同創設者且つCEOであるBrendan Eich (ブレンダン・アイク)氏は、同プラットフォームが、

「ユーザーデータを収集する仲介者なしで、プライバシーと信頼性を保証する透明性の高いシステムでユーザーと出版社を直接つなぐ。」

と述べ、ユーザーの個人情報保護を徹底する方針を語った。

原典: Brave Browser Is Using Civic’s Blockchain Platform to Verify Publishers

ここまでの内容と考察

プライバシー保護を徹底するブレイブがシビックのID検証サービスを導入するという、今回のニュース。

IPアドレスや広告が表示されないことで注目度が高いブレイブブラウザは、毎月多くのユーザーを確保しているようですね。

また、ブレイブはグーグルに対して訴訟を起こすなど、インターネットユーザーのプライバシー保護を掲げて積極的。

大企業がユーザーの貴重な情報を搾取し、それを漏洩するという問題がある中、今後はブレイブのようなブラウザが主流となってくるかもしれませんね。

これからもプライバシー問題やそれを解決しようとするプロジェクトに注目していきたいですね。

 

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