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韓国大手取引所Bithumbが33億円のハッキング被害を報告
- 2018/6/21
- 仮想通貨の最新ニュース
急拡大を遂げる仮想通貨取引所で、まさかのアクシデントが勃発した。
韓国の仮想通貨市場をけん引する存在である、大手仮想通貨取引所「Bithumb(ビッサム)」。
近年成長度合いが著しい同取引所が、この度なんと約33億円分の通貨をハッキングされたという緊急事態について、Twitter上で公表した。
それによれば同取引所は、今回の大問題に際し、一時的に全ての出入金を中断する事を決断。
盗まれた33億円相当の仮想通貨はすべてBithumb側が補償するといい、残りの金融資産は全てコールドウォレットに移行している最中であるという。
ちなみに同取引所では、6月16日頃から大量のイーサリアムがハッキングされ引き出されているのではないか、という噂がネット上で出回っていた。
その主な原因として、16日にBithumbが公式にサーバーメンテナンスを行い、長時間同取引所の利用が不可能となった事があったのだ。
そこから感づいたユーザー達が上記の噂を焚き付け、一気に市場で悪い評が出回り始めたというわけだ。
[Notice for the restart of service]
We are transferring all of asset to the cold wallet to build up the security system and upgrade DB. Starting from 15:00 pm(KST), we will restart our services and notice again as soon as possible. Appreciate for your support.— Bithumb (@BithumbOfficial) 2018年6月16日
その上で、今回のハッキングが実際に行われたのは19日夜であると見られており、以下の画像と共に噂が広まってから間もなくの出来事であった。
今後Bithumbは順次仮想通貨の補償を行っていくと共に、事件の真相究明に努める方針だ。
不安が募る仮想通貨市場で、果たしてBithumbは今後どのようなアプローチで、信用獲得に向けて再始動していくのだろうか。
同取引所の対応、ひいては今回の事態が市場全体に及ぼす影響力等に、注目が集まりそうだ。
原典:「韓国大手取引所ビッサム、ハッキングで33億円分の仮想通貨盗難被害、16日から流出の噂も」
ここまでの内容と考察
世界最大級の規模を誇る中国発の仮想通貨取引所「Bithumb」が、約33億円分の仮想通貨をハッキングされたという、今回のニュース。
日本でも例のコインチェックをはじめとして、様々な場所でハッキングは報告されていますが、わかっていても未だ被害を0にとどめることができないのが、とても歯がゆいところですよね。
今後技術発展が図られる中で、こうしたセキュリティ面を十分に高め、安心して仮想通貨取引が行える日が1日でも早くやってくる事を、心から願うばかりです。
今後のBithumbの改善や、その後のアプローチ等に、より注目していきましょう!