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急落再び、ビットコイン価格が5000ドルをついに割る
- 2018/11/20
- 仮想通貨の最新ニュース
クリプト市場の「冷え込み」が一層増してるようだ。
ビットコイン価格が、わずか数時間で350ドル以上下落したことが確認された。
ビットコイン市場急落再び、しかしポジションを増やす動きも!?
5日前に今年最安値を更新したことが記憶に新しい、ビットコイン市場。
そんな同市場へ、さらなる「下方圧力」が加わったようだ。
それというのも、BTC価格が5502ドルから4886ドルへ値崩れしたことにより、11%以上の下落を記録した。
この動きは、重要なサーポートレベルを下回ったことを意味する。
$BTC – Support turns resistance
The $5500 to $5600 area had been support in the past
After consolidating here before the next sell off, it's now a new resistance
Next big daily/weekly support level also marked at $4600 to $4700 pic.twitter.com/jVDpy4B0nW
— Josh Rager (📈 Crypto) (@Josh_Rager) 2018年11月19日
仮想通貨大手メディアCCNによると、二つのネガティブ要因が今回の急落を引き起こしたという。
一つ目は、かねてより話題となっている、ビットコインキャッシュのハードフォーク。
二つの対立する開発チームによって引き起こされ、「ハッシュ戦争」とまで呼ばれるようになった同ハードフォークだが、一般投資家はこの政治的シナリオが改善されるまで「投資金が枯渇するのを見ていないだろう」とCCNは推測した。
>>「非中央集権化」は完全無視か、BCHハッシュ戦争1日目を終えて
二つ目は、主流メディアによるビットコイン価格に関する報道。
CCNによると、ビットコインが1500ドル付近で底打ちすると発表されたことや、これまでビットコイン価格に強気の発言を繰り返していたトム・リー氏が価格予想を大幅に下方修正したことが、今回の下落に影響したと考えられるようだ。
>>クリプト市場アナリスト、BTC価格年末2万ドル説から「1.5万ドル説」へ
一方、連邦準備制度理事会からの否定的なコメントが影響し、米ドルはここ2週間の最低水準にまで落ち込んでいる。
米ドルの下向きは、株式やコモディティ市場の「強気」を意味すると一般的に言われているが、ビットコインやその他の仮想通貨への影響は、来年以降に判断できるだろう。
また、ビットコイン市場で急落が見られた中、興味深い動きもあったようだ。
仮想通貨ソーシャルレンディング企業eToro (イートロ)のアナリストによると、同社の顧客は今回の急落でビットコインのポジションを増加させているという。
Clients @etoro have used this crypto price drop to increase their BTC stacks.
The red circle shows a small yet clear uptick in client holdings since November 14th. pic.twitter.com/pw51UjZU2X
— Mati Greenspan (@MatiGreenspan) 2018年11月19日
市場に大きな影響を与えることが予測される好材料が多いのにも関わらず、依然として弱気市場が継続するビットコイン市場の年末の動きに注目が集まる。
原典:Bitcoin (BTC) Bloodbath Continues in Another Red Day for Cryptocurrencies
ここまでの内容と考察
ビットコイン価格が11%以上下落したという、今回のニュース。
これまで何か月にも渡って「レンジ」の中にいたビットコイン価格ですが、ついに重要なサポートを突き抜けましたね。
(レンジとは、価格が一定の価格幅で上下すること。)
これから何が言えるかというと、今までのレンジを下抜けた=売られたという事です。
売られたから下落し、下落したから売っていく、という方が明確かもしれませんね。
この解釈は、単純ですがとても重要だと言えるでしょう。
「売られた」という事実がチャートで見れ、「売る」という行為を行うためににチャートをギリギリまで分析するものです。
つまり、売れなければ様子見なわけです。
ビットコインチャートに関する様々な見解や報道がされている中、冷静さを保ち、何事もどっしりと構えていきたいですね。
今後も動き出したビットコインチャートに注目していきましょう!