ビットコインETF、SECから承認されるのは来年の可能性高!?

ビットコインETFへの関心が高まる中、2019年がより現実的だという見解が少しずつ増えてきているようだ。

2019年が最も現実的か

現在の仮想通貨市場で最も頻度の多い質問は、米国証券取引委員会(SEC)がいつビットコインETFを承認するのかということだろう。

多くの一般投資家は、それの承認がすぐそこまで差し迫っていると期待を膨らまし、そのタイミングについて様々な予測をしている。

同様に、仮想通貨市場への参入が徐々に増加傾向にある機関投資家達もビットコインETFに注目をしているようだ。

カナダを本拠地とし機関投資家向けの金融サービスを行うCanaccord Genuity Groupの調査書によると、仮想通貨に興味を示している機関投資家達はETFの開始が現在の仮想通貨市場で最優先事項だと考えているそうだ。

しかし、この調査書を提出したMichael Graham (マイケル・グラハム)氏とScott Suh(スコット・スー)氏によると、ウィンクルボス兄弟による二回目のETF申請に対するSECからの拒絶が機関投資家の希望を失わせたという。

また、今月に予定されているVanEck / SolidX ETF申請の詳細を考慮すると、ビットコインETFの開始は2019年が最も現実的だそうだ。

ビットコインETFの許可が米国証券取引委員会から下りるのは2019年であろうという見解は、同氏らだけではない。

ビットコイン財団創設者であるCharlie Shrem(チャーリー・シュレム)氏も、同様な予想をしている。

しかし、多くの著名人がビットコインETFによる短期的且つ顕著な効果を認めている中、元祖ビットコイン奨励者 Andreas Antonopoulos(アンドレアス・アントノポウラス)氏のようにビットコインETFを不安視する声もあるようだ。

ビットコイン価格に大きく影響するであろうSECの決断に大きな注目が集まる。

原典:「Bitcoin ETF Will Likely Be Approved Next Year: Asset Manager

ここまでの内容と考察

ビットコインETFが来年になるのではないかという今回のニュース。

ビットコイン市場の活性化を考えると、ビットコインETFの開始はビットコイン投資家にとってとても喜ばしいことですが、そのタイミングについては様々な見解が持たれているようですね。

昨年にもビットコインETFの承認についての噂が広まっていましたが、今年は承認にまでたどり着くでしょうか?

また、最有力候補と言われているシカゴ・オプション取引所が提出したETF申請に対して、SECはどのような判断を下すのでしょうか?

今後もSECの動向に注目していきたいですね。