初心者必見!仮想通貨の始め方を徹底解説
- 2017/6/15
- 仮想通貨の基本情報
暗号通貨を始めるために知っておきたいこととは?
今回は仮想通貨を始め方が知りたい!と思っているあなた向けに仮想通貨の始め方を詳しく解説していきます。
仮想通貨は投資を初めて行う方でも手軽に始められる投資商品として人気が高まってきており、また1つの通貨としても世界中から注目されています。しかし仮想通貨に馴染みがない方は「仮想通貨の始め方がわからない」と思う方も多いのではないでしょうか?
そこで今回は今話題の仮想通貨の始め方として、取引所の登録方法やウォレットの作り方。そして仮想通貨を始める上で知っておきたい注意点についてまとめています。このコンテンツの最後にはおすすめの仮想通貨も紹介していますので、仮想通貨を始めてみたいという方必見です。
そもそも仮想通貨って何なの?どういう仕組み?というあなたはこちらに仮想通貨の基礎情報をまとめた記事もありますのでよろしければどうぞ。
目次
始めるために必要な取引所と登録方法
仮想通貨を始める際にはまず「取引所」に登録し、口座を開設する必要があります。ここではそもそも仮想通貨の取引所とは?という基本的な情報から登録方法について見ていきましょう。
仮想通貨の取引所とは?
取引所というのは、仮想通貨を売りたい人と買いたい人をマッチングさせる仲介サービスの場で、手数料を利益としています。
そもそも仮想通貨は「売り手」と「買い手」さえいれば仲介を介さずに直接取引をできる特徴を持っています。
しかし売買する相手を自分で探すのは効率が悪いということを受け、仮想通貨を売りたい人・買いたい人のニーズを満たす仲介サービスとして取引所ができました。取引所を利用すれば、これから仮想通貨を始める方も安心して売買が出来ると言えますね。
では次にそんな取引所の登録方法について見ていきましょう。
取引所の登録方法と必要なもの
ここでは具体的な登録方法を見ていくために、国内で最も代表的な「bitFlyer(ビットフライヤー)」という取引所を例にみていきます。
BitFlyerではこれから紹介する4つのステップを踏むことで登録が完了します。
1. bitFlyerホームページ上の無料アカウント作成ボタンをクリック
2. メールアドレスを入力後に開設ボタンをクリックして「bitFlyerをはじめる」をクリック
3. 届くメールのURLから更に個人情報を登録する
4. 銀行口座情報を登録してアカウントクラスをアップグレードさせる
この4つの手順を行うだけで簡単に登録が完了します。そしてこの4つのステップを行うために必要な物は
・有効なメールアドレス
・SMSが受け取れる電話番号
・郵便を受け取れる住所(登録住所で郵送ハガキ受け取ることで、本人確認としています)
・身分証明書(パスポート、運転免許証など)
となります。取引所を登録するは特別なものを用意する必要はないので、初心者の方もすぐに登録手続きを行うことができますね。
仮想通貨を保管するウォレットを作る
取引所の登録が終わったら、次に仮想通貨を保管するウォレットを作成します。
ウォレットというのはその名の通り、「仮想通貨の財布」を意味します。仮想通貨を管理・売買するのに必要なウォレットはいったいどのようなもので、どうすれば作れるのでしょうか?ここからは「ウォレット」の基本情報や作り方について見ていきましょう。
ウォレットってなに?
ウォレットとは保有している仮想通貨を保管するネット版の財布のようなもので、わかりやすく言えば銀行口座のようなものです。
ウォレットを作成することで仮想通貨を保管したり、相手のウォレットに送金することもできます。ちなみにウォレットには、仮想通貨をネット上で管理する「オンラインウォレット」やネットを介さずに保管できる「オフラインウォレット」があります。
オンラインウォレット
オンラインウォレットは仮想通貨をネット上で管理できるウォレットで、いつでも残高を確認でき、簡単に送金手続きができるというメリットがあります。ちなみに取引所で購入した仮想通貨も「取引所のウォレット」に保管され、これもオンラインウォレットの一種になります。
オフラインウォレット
オフラインウォレットには紙媒体のウォレット「ペーパーウォレット」などがあります。
オフラインウォレットはネット上で管理していないので、ハッキングに遭うリスクを防ぐことができるというメリットがあります。ただ、なくしてしまったり破れてしまうと使えなくなってしまうのでウォレットの管理を徹底する必要がありますね。
それぞれの特徴を踏まえたうえで自分に合ったウォレットタイプを選ぶことがポイントです。
保管するウォレットの作り方
ここではウォレットの作り方として「オンラインウォレット」と「オフラインウォレット」のそれぞれの作り方を紹介していきます。
オンラインウォレットの作り方
ここではオンラインウォレットサービスを提供する代表的な会社「BLOCKCHAIN」を例に作り方を見ていきましょう。
BLOCKCHAINはたった3つのステップを踏むだけで、簡単にウォレットを作ることが出来ますので見ていきましょう。
1. BLOCKCHAIN.infoの公式サイトで「ウォレットを作成」をクリック
2. メールアドレスと新規パスワードを作成し、続行をクリック
3. 登録したアドレス宛にくるメールで承認を行う
これだけでもうあなたのオンラインウォレットは完成しました。セキュリティが不安な方はここから携帯番号やセキュリティフレーズを設定し、よりセキュリティを強固なものにできます。
BLOCKCHAINはモバイルアプリも配信しているので、いつでもどこでも仮想通貨の管理ができますね。
オフラインウォレットの作り方
次にオフラインウォレットとして「ペーパーウォレット」の作り方を見ていきましょう。ここではビットコイン専用のオフラインウォレットサービスを提供する会社「bitaddress(ビットアドレス)」を例に見ていきます。
bitaddressでペーパーウォレットを作るには、これから紹介する5つの手順を踏む必要があります。
1. 「bitaddress.org」にアクセスする
2. bitaddressのサイトをお使いのPCに保存する(データ化する)
3. PCのネット接続をOFFにした後、先ほど保存したサイトを再度表示し、マウスを動かし数値を100%にする
4. 緑の囲いの中にある「ペーパーウォレット」をクリック
5. Address Generateに「1」を入力し、BIP38Encryptにチェックをいれる。そして右側に任意のパスワードを入力、Address per Pageに「1」と入力した後に「Generate」をクリックすると色が青に変わるので、「Print」をクリック
bitaddressは海外のサイトですが、日本語対応にもなっているので手順さえ分かれば初心者でも簡単にペーパーウォレットを作成することができます。オンラインウォレットに比べると多少手順が多いですが、安全性を考えると苦ではないと思います。
ちなみにネットワーク接続を切らずに作成してしまうとウォレット情報が流出してしまう可能性があるので、必ずOFFにしましょう。
おすすめのウォレットタイプはこれだ!
ここまでウォレットの基本的な情報や2つの代表的なウォレットの作り方について見てきました。「結局初心者が始める際にはどのウォレットがいいの?」と思う方もいるかと思いますので、仮想通貨を始めるあなたにおすすめのウォレットタイプについて紹介していきます。
仮想通貨を始める初心者の方におすすめなのは、ズバリ「ペーパーウォレット」です。
ペーパーウォレットの魅力はなんといっても安全性の高さ。ネットを介して管理していない分、ハッキングのリスクがないというのは最大の魅力です。一方で紛失や破損といった外傷に弱いという弱点はありますが、普段紙幣を保有している日本人には向いている保管方法だと言えます。
ただ紹介したようにペーパーウォレットは作成に少し手間がかかるので、その手間が面倒だという方はBLOCKCHAINのようなオンラインで管理するウォレットが最適ですね。
始める際に気を付けたい注意点とは?
ここではこれから仮想通貨を始めようと考えている方が気を付けたい注意点として、「取引所に保管するリスク」と「詐欺」について見ていきます。
取引所に保管するリスク
先ほど取引所とウォレットについて紹介してきましたが、中には「取引所に保管されるならウォレットっていらなくない?」と思う方もいるのではないでしょうか?
確かに取引所で購入した仮想通貨は一旦取引所のウォレットに保管されます。ウォレットを持っている方はそこから任意のウォレットに送金することになるので、面倒だし意味あるの?と思うかもしれません。
しかし2009年に「MTGOX(マウントゴックス)」という取引所が破綻し、利用者が預けていた約30億円分のビットコインが消失するという事件がありました。この事件の詳しい真相は明らかにされていませんが、取引所には「破綻」というリスクがあるのです。
万が一利用している取引所が破綻してしまった場合、取引所に保管していた仮想通貨は返ってきません。これから仮想通貨を始める方はもしものことを考えて、取引所ではなく自分でウォレットを作成して管理することをおすすめします。
仮想通貨の詐欺
仮想通貨の急激な流行に便乗した仮想通貨絡みの詐欺が発生しており、2014年度に194件であった詐欺被害件数は、2016年度は634件にまで増えています。
中でも特に多いのが、価値のない仮想通貨を人づてに売りつけるというものです。ビットコインやイーサリアム、リップルといった有名で人気が高い仮想通貨ではなく、無名の仮想通貨を売りつける手口が増えています。
これから仮想通貨を始めようと考えているあなたは、まずビットコインやイーサリアムといった流通量や人気がある仮想通貨から始めることをおすすめします。
まとめ
最後のまとめとして、今回紹介してきた内容をもう一度おさらいしてみましょう。
・始めるためにはまず「取引所」に登録する
・仮想通貨を保存するために必要な「ウォレット」を作る
ここまで長々と紹介してきましたが、要点を絞ると仮想通貨を始めるためにはこの2つを最低でも行う必要があります。
最近人気が出てきた仮想通貨は特に投資を始めてみたいという方に向いている投資商品だと言えますので、まずは始めてみてはいかがでしょうか?
仮想通貨の始め方や始める流れをある程度把握できたら、次は実際に仮想通貨を購入することになります。
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