仮想通貨に必要な取引所の仕組みや登録方法とは?

仮想通貨の取引所の仕組みは

暗号通貨の売り手・買い手を合わせる仲介サービスとは

このコンテンツでは仮想通貨を始める際に知っておきたい取引所の仕組みやおすすめ取引所についてまとめています。

最近急激に注目を浴びてきている仮想通貨。なかでもビットコインやイーサリムといった仮想通貨は今年に入って爆発的に成長してきており、価格の上昇によって大きく儲けた方も沢山いると聞きます。

将来性がある仮想通貨はまだまだたくさんあり、今後も大きく儲けられる可能性は十二分にあると言えます。そんな夢のある仮想通貨を始めるには、まず取引所に登録して口座を開設する必要があります。

「取引所ってどうやって登録するの?」「どの取引所がおすすめなの?」

仮想通貨を始めて儲けたい!と考えていても、取引所の登録方法が分からない方やどの取引所が良いのかわからない方も多いのではないでしょうか?そこで今回は仮想通貨を始めるために必要な取引所の基本的な仕組みや登録方法、そして5つのおすすめ取引所を大公開していきます。

仮想通貨を始めるために必要な「取引所」とは?

まず初めに、仮想通貨を始めるために必要な取引所の基本情報や気になる「販売所」との違いについて見ていきましょう。

そもそも取引所とは?

仮想通貨の取引所というのは、仮想通貨の売り手と買い手をマッチングさせるネット上の仲介サービスのことをいいます。

仮想通貨は、基本的に管理者はいないので取引所を介さなくても売り手と買い手が直接取引することもできます。しかしいちいち取引相手を探すのは難しいので、手数料をとって市場を作り、取引を成立させているのが取引所になります。

株式取引のように売り注文、買い注文を出し、「成行」や「指値」で取引することができます。また仮想通貨の取引所は24時間365日いつでも取引できるので、普段忙しくて時間が取れない方でも取り組みやすいと言えますね。

「取引所」と「販売所」の違いは?

売り手と買い手をマッチングさせる「取引所」に対して、取引所の運営企業が仮想通貨を販売しているのが「販売所」になります。つまり販売所で仮想通貨を購入するということは、運営企業が保有している仮想通貨を購入することになります。

販売所は取引所よりも購入する際の手数料が高い傾向にありますが、いつでも手軽に買えるというメリットがあります。また、販売所では手持ちの仮想通貨を売ることもできます。

価格の上下が激しい仮想通貨の場合、暴落した時には売り注文が殺到してうまく売れない場合があるので、そんな時には販売所で売却した方がお得になりますね。

登録前に知っておきたい登録方法や登録時に必要な物

では次に、仮想通貨を始めるために必要な取引所の登録方法や、登録に必要なものについて見ていきましょう。

登録方法

取引所の登録はとても簡単です。今回はわかりやすく解説していくために、「bitFlyer(ビットフライヤー)」という人気の取引所を例に登録方法を見ていきましょう。

1. bitFlyerホームページ上の無料アカウント作成ボタンをクリック

2. メールアドレスを入力後に開設ボタンをクリックして「bitFlyerをはじめる」をクリック

3. 届くメールのURLから更に個人情報を登録する

4. 銀行口座情報を登録してアカウントクラスをアップグレードさせる

取引所によって多少違いはありますが、bitFlyerを始め多くの取引所では同じようなステップで登録が完了します。特に難しいこともないのでスムーズに手続きできると言えますね。

では次に取引所の登録に必要な物は何なのかを見ていきましょう。

登録時に必要な物

取引所に登録する際に、特別何か必要なものはありません。ここでも「bitFlyer」を例に見ていきましょう。

  • 有効なメールアドレス
  • 本人確認書類(運転免許証、パスポート、マイナンバーカードなど)
  • SMSが受け取れる携帯電話
  • 郵便を受け取れる住所(登録住所で郵送ハガキ受け取ることで、本人確認としています)

このように特別何かが必要なわけではないので、誰でも簡単に登録が出来ます。ちなみにここで紹介したbitFlyerをはじめ、多くの取引所は郵送ハガキを指定住所に送ることで登録完了としています。

送られてきた郵送ハガキに返信をする必要はありませんが、ハガキが届くので有効な住所を登録するようにしましょう。

必見!取引所を選ぶ際の6つの重要なポイントとは?

取引所選びの6つのポイント

ここでは、これから仮想通貨を始める初心者の方が取引所を選ぶ際に知っておきたいポイントについて紹介していきます。それぞれ異なる特徴を持つ取引所を選ぶ際には、これから紹介する6つのポイントを確認することが重要です。

  • 扱っている仮想通貨の種類
  • 取引方法とレバレッジ
  • 取引手数料
  • 使い勝手の良さ
  • セキュリティ
  • 会社の経営状態

それぞれ見ていきましょう。

扱っている仮想通貨の種類

まず初めに確認したいのは扱っている仮想通貨の種類になります。

ビットコインやイーサリアムといった代表的な仮想通貨はほとんどすべての取引所で扱っていますが、それ以外の仮想通貨はそれぞれの取引所によって違います。ちなみに取引所の中には最大9種類の仮想通貨を扱っているところもありますので、自分が購入したい仮想通貨を扱っているのかをチェックしておきましょう。

取引方法とレバレッジ

取引所には「信用取引」と「先物取引」という2種類の取引方法があり、取引所によってそれぞれ利用できるレバレッジが異なります。信用取引?レバレッジ?とよくわからない方もいるかと思うので、1つずつ解説していきます。

レバレッジとは?

まず初めにレバレッジとは日本語で「てこ」を意味しており、少ない資金で大きな取引が出来るシステムになっています。最大レバレッジは取引所によって異なりますが、25倍のレバレッジですと自己資金の25倍もの金額で売買することができます。

信用取引とは?

信用取引というのは利用する取引所に決まった額を預け、それを担保にレバレッジを利用して保有金額以上の売買が出来る取引方法になります。そのため信用取引でレバレッジを利用すれば、少ない資金でも大きな規模の売買が可能になります。

先物取引とは?

先物取引というのは、「将来売買することを現時点で約束する取引方法」になります。簡単に言いますと、今の段階では売買数量や価格だけを約束し、その約束した日が来た時点で売買を行うというものです。

先物取引でもレバレッジが使えるので、自己資金以上の売買ができます。

取引所によって利用できる取引方法や最大レバレッジは異なるので、より大きな金額の取引がしたい方はチェックしておきましょう。

手数料

現在のところ多くの取引所では、ほとんど無料に近い手数料となっています。売買量の0.1%や0.01%などの手数料となっていますので、非常に安く売買することができますね。

サイトのデザイン

取引所のデザインや見やすさも重要なポイントとなります。特に初めて仮想通貨を購入する方はシンプルでわかりやすい画面のほうがわかりやすいですね。

また取引所によってはスマホでも利用できるアプリも配信しているので、スマホで仮想通貨の売買を行いたい方はアプリが配信されているかもチェックしておくことをおすすめします。

セキュリティ

セキュリティは取引所を選ぶうえで非常に大切なポイントです。ネット上で管理されている仮想通貨は、稀にハッカーによって盗まれることがあります。

取引所によってセキュリティの強度が違いますので、強固な管理体制がある取引所を選ぶに越したことはありません。ただほとんどの取引所では不正を防ぐために二段階認証システムを採用しているので個人情報やログイン情報が洩れることはほとんどありません。

経営状態

取引所の経営状態も確認しておきたい項目の1つです。取引所が経営破綻すると、資産を失ってしまう可能性があります。日本ではかつて「マウントゴックス社」という国内最初の取引所が破綻しています。

ただし取引所の経営状態は、決算資料が公表されていないので正確に確認するのは難しいです。利用する取引所の「資本金」や「出資会社」を基準に判断してくしかありません。

ここまで紹介した6つのポイントは取引所を選ぶ際に重要なチェック項目になりますので、これから仮想通貨を始める初心者の方はしっかり把握しておくことをおすすめします。

おすすめはどこ?4つの人気国内取引所をランキング形式で大公開

仮想通貨取引所ランキング

ここまで仮想通貨を始めるために必要な「取引所」の基本情報や登録方法、選び方について見てきました。紹介してきた内容を踏まえると、

「けど結局どこの取引所がいいの?」

と疑問に思う方もいるかと思います。そこでここではおすすめの国内取引所4つをランキング形式で紹介していきます。どこの取引所で始めようか悩んでいる方は必見です。

第1位 bitflyer(ビットフライヤー)

おすすめ取引所の第1位は「bitFlyer(ビットフライヤー)」です。bitFlyerは利用者数、ビットコイン取引量が国内No.1の取引所となっています。

そんなbitflyerのサービス内容一覧はこちらになります。

bitFlyerのサービス内容
取り扱い通貨 ビットコイン、イーサリアム
取引方法 信用取引、先物取引
レバレッジ 信用取引:15倍 先物取引:15倍
手数料 ビットコイン取引:0.01%~0.15%
イーサリアム取引:0.2%
特徴 ビットコイン専用のネット通販がある

bitFlyerは現在ビットコインとイーサリアムの2種類の通貨を扱っています。ちなみに最小取引単位はビットコインが0.01BTCイーサリアムが0.1ETHとなっているので、少ない資金からでも売買することが出来ます。

また株主には、三井住友SMBCベンチャーキャピタルや、みずほフィナンシャルグループ、三菱UFJキャピタル株式会社、第一生命などずらりと大手企業が名を連ねているので、会社の安全性が高い取引所と言えますね。

>>bitFlyerの詳細はこちら

第2位 coincheck(コインチェック)

第2位は様々な仮想通貨を扱っている「coincheck(コインチェック)」になります。ユーザビリティが高く、初心者でも取引しやすいと人気がある取引所です。

coincheckのサービス内容
取り扱い通貨 ビットコイン・イーサリアム・リップル・イーサリアムクラシック
・ファクトム・リスク・monero・オーガー・Zcash・ダッシュコイン
取引方法 信用取引
レバレッジ 信用取引:5倍
手数料 無料
特徴 電気料金もビットコインで支払い可能

9種類もの仮想通貨を扱っているcoincheckはスマホアプリも配信されており、いつでもどこでも簡単に取引することができます。また銀行口座だけでなくクレジットカードからでも仮想通貨を購入できるので、いますぐ始めたい方にも向いています。

取引画面もきれいで見やすいので、とりあえず仮想通化を始めてみたいという初心者に最適な取引所だと言えますね。

第3位 Zaif(ザイフ)

第3位は最近人気が高まってきている「Zaif(ザイフ)」という取引所で、唯一モナーコインという日本発祥の仮想通貨を扱っています。

Zaifのサービス内容
取り扱い通貨 ビットコイン・NEMコイン・モナーコイン
・カウンターパーティ・ビットクリスタル・StoricoinX
取引方法 信用取引、先物取引
レバレッジ 信用取引:7.77倍 先物取引:25倍
手数料 無料
特徴 クレジットカードでビットコインの購入が可能で、
ビットガールというアイドル企画もある

Zaifはビットコインの他にも5種類の仮想通貨を扱っており、国内では唯一モナーコインも扱っています。他にもカウンターパーティやビットクリスタルといった珍しい仮想通貨も扱っているのが特徴です。

また他の取引所にはないような面白い企画も多く、ビットガールというアイドルグループや、クレジットカードでビットコインが購入できるなど多岐にわたります。珍しい仮想通貨を売買したい方やクレジットカードを使ってスムーズにビットコインを購入したい方はおすすめです。

第4位 Bitpoint(ビットポイント)

第4位は株式会社リミックスポイントという会社が管理している「Bitpoint(ビットポイント)」という取引所です。

Bitpointのサービス内容
取り扱い通貨 ビットコイン・イーサリアム
取引方法 先物取引
レバレッジ 先物取引:25倍
手数料 無料
特徴 先物取引でMT4が使える
電話でお問い合わせ可能

BITPointは株式会社リミックスポイントという上場企業が運営している取引所で、資金状況や決算状況も見ることが出来るので信頼性の高い取引所となっています。先物取引のレバレッジも25倍と高いので、大きなリターンが狙えますね。

他にも先物取引では「MT4(MetaTrader4)」という世界的に人気が高い取引ツールを使うことができ、取引速度や使いやすさは抜群です。

いかがでしたでしょうか?
取引所ごとに全く異なる特徴や魅力があるので、自分に合った特徴を持つ取引所を選ぶことがポイントになります。

いずれも登録方法は簡単なので、まずは人気が高いbitFlyerやCoincheckといった取引所に登録してみることをおすすめします。

取引所の登録ができましたら次はどの仮想通貨を購入するかを決めることになります。当サイトにはおすすめの仮想通貨をまとめた記事もありますので、「どの仮想通貨を買おうか迷うな…」というあなたはこちら。