ビットコインの換金方法をご紹介!手数料や税金、レートを参考に

ビットコインの換金方法にはどのような手段があるの?

デジタル経済という新たな金融の仕組みの可能性を全世界にアピールしている、ビットコイン。

先見性のある方は、そんなビットコインに数年前から注目して投資しており、2018年の弱気市場でも実は「大きな含み益」を抱えている、なんてこともあるかもしれません。

実は、2014年くらいから仮想通貨投資を始めているユーザーが日本には多く、利確していないだけで「億り人」なんて方も多いのではないでしょうか。

しかし、仮想通貨で利益を上げたユーザー全員にとって問題なのはどうやって法定通貨に換金するかということ。

もちろん将来的には仮想通貨決済が普及するかもしれませんが、現段階だとなかなか決済手段として利用できません。

正直なところ「手数料」や「取引所の流動性」を考えるのは面倒くさい。

どうやったら法定通貨へ返金できるでしょうか。

ビットコインの換金方法としては、取引所で換金をするというのが最も一般的と言われていますが、本当にそれだけでしょうか。

そこで今回は、ビットコインを換金する様々な方法を網羅して紹介していきたいと思います!

まずは「両替所」を利用する方法を一緒に見ていきましょう!

ビットコイン両替所を利用する!手数料率やレートは?

まずは、仮想通貨両替所について簡単に説明したいと思います。

ビットコイン両替所とは、ビットコインを直接手渡しで日本円に換金してくれる店舗のこと。

メリットは、取引所とは異なり、本人認証が「不必要」という点です。

また、ビットコイン両替所で換金する方法のメリットの2つ目が、現金をすぐに渡してくれるため、すぐに換金したいという方にとっては非常に便利な換金方法。

電話対応してくれるという点から考えても、大金を換金したいという方にとっては安心して利用できるサービスかもしれませんね。

逆にデメリットは、ビットコイン両替所が東京ですら数件ほどしかないということ。

換金レートは、換金する際の取引所のレートと対応しているので、信頼できます。また、換金手数料に関しては大体3%~4%の店舗がほとんどです。

では、換金手順について簡単にご説明します!

仮想通貨両替所での換金方法

1.ホームページ上で必要事項の入力、もしくは来店します。

2.内容の査定、金額の確認をします。

3.確認後、直接現金での引き渡し、もしくは銀行振込で終了です。

では、次は相対で換金する方法のメリットやデメリットを見ていきましょう!

知り合いに売ると手数料がかからない。ATMとの違いは?

ビットコインウォレットを持っていれば、知り合い同士での売買も可能です。

知り合いにビットコインを売ることのメリットは、不特定多数で売買をしているビットコイン取引所より、円滑に取引が可能になるところです。

また、知り合いにビットコイン売却することで、取引所や両替所、ビットコインATMで換金する場合と異なり、手数料がかからないというメリットがあります。

大金のビットコインを換金する場合だと、数パーセントの手数料と言えど、大きな額となります。その点が知り合いから現金をもらい換金する方法のメリットだと思います。

一方で、知り合いにビットコイン売るという換金方法のデメリットは、法律に抵触する可能性がある点でしょう。将来的に規制が厳しくなれば、税金の規制が厳しくなる可能性もありますので、取引記録が残るビットコインでは注意が必要です。

次は、ビットコインATMでビットコインを換金する方法について見ていきましょう!

BitcoinATMを利用する!手数料やレートは?

あまり知られていないですが、日本にも現在ビットコインATMというものがあります。

ビットコインATMとは、その名の通りビットコインの換金と購入が自動できる銀行のATMのような機械です。ビットコインATMで換金や購入する方法を利用するには、自分のウォレットを持っていないと使用することはできません。

ただ、まだまだ設置台数は少なく日本全国でも15~16台となっていますので、近くにビットコインATMがないと、換金方法としては不便と言えます。

特に設置台数が多いところは東京で、六本木に3台設置されていますので近くに住んでいる方は一つのビットコインを換金する方法として考えても良いのではないかと思います。

また、2020年に開催される東京オリンピックに向かって、ビットコインATMはこれからもっと増えていくことが予想できます。ビットコインATMで換金をする際にかかる手数料は、そのATMごとによって異なっています。

高いところで10%、安いところでは5%とかなり開きがあるようなので、あらかじめ調べておくと良いかもしれません。

ビットコインATMでの換金方法

1.タッチパネルで「購入」を選びます。

2.買いたい額を日本円で入力し、ウォレットのQRコードを読み取り画面に近づけます。

3.入力した金額分のビットコインがウィレットに入ったことを確認して終了です。

ビットコインATMでの換金方法も、その手順を見ればあまり難しくない換金方法かと思います。

ここからは、国外の取引所で換金する方法についてご紹介します!

国外で換金すると税金がかからない?

例えば今は円安であるため、ビットコインを円よりドルに換金したいという方もいらっしゃるのではないでしょうか。

また、海外の取引所では日本ではまだ上場していない、仮想通貨も多くあります。現地の通貨なら、これから上がることが期待されている仮想通貨も買うことが可能になります。

国外へ送金し国外で換金する方法は、現在持っているビットコインを海外の取引所へ送金してから、その取引所で換金をするという方法になります。

国外で換金をすることのメリットとデメリット

最初に海外でビットコインを換金する方法のメリットについてご紹介します。日本では、取引所間によってビットコインの価格がかなり違ってきています。

それは国外のビットコイン取引所でも同じことで、日本よりも高くビットコインが売られているビットコイン取引所で売れば、より大きい利益を得る事が可能な方法です。

次に国外でビットコインを換金する方法のデメリットです。

基本的に海外の取引所は日本語対応をしている取引所は少なく、ほとんどが英語での対応となっていますので、英語に慣れていないと戸惑ってしまうことも多いでしょう。

さらに先月中国の大手取引所で突如閉鎖されました。このような突発的な出来事が起こった際に、海外取引所を利用していると、対応が極めて困難になります。

また、海外での換金方法をとると、税金が少し複雑になってくるので、面倒な手続きが必要になる可能性もあります。

税金と現金化について詳細に説明したページはこちら!

次は、国内の取引所で換金する方法について見ていきましょう!

レートが変動するcoincheckなどの取引所

日本にはcoincheckやbitFlyerなど有名なビットコイン取引所があり、多くの取引所が販売所と取引所を設けています。

ビットコイン販売所というのは、その取引所の運営者にビットコインを売却して、ビットコインなどを換金するものです。

販売所はその取引所が所有しているビットコインを購入するので、若干手数料等が多く取られてしまう方法ですが、初心者にも分かり易い換金方法というのが一つのメリットとなっています。

取引所は、取引所内でビットコインを売りたい人と買いたい人で換金、購入をするものです。

自分が換金したいビットコインの値段を自分で入力しなければならず、実際にその取引が成立するかどうかは分からないというデメリットがあります。

メリットは、販売所と比べて有利なレートで換金することが可能なところです。

長かったのですが、最後に換金ではなく、ビットコイン決済を利用する方法について考えてみます!

ビットコイン決済を利用する方法

ビットコインの換金とは違いますが、換金せずにビットコインを生活に利用できる方法がビットコイン決済です。

現在ビットコイン決済可能な店舗は、実店舗で213件、通信販売では50件が可能となっています。

その中でもビックカメラでの決済が有名です。ビックカメラでビットコイン決済をする方法は、bitFlyerウォレットというアプリをインストールし、そこに入金したビットコインが自動的に引き落とされるという仕組みになっています。

以下ビックカメラでビットコイン決済する方法です。

1.店側が端末に料金を入力します。

2.店側の端末にQRコードが表示されるので、自分のスマホでQRコードを読み取ります。

3.自分のスマホで支払いボタンを押すと決済は終了です。

換金ではなく決済にビットコインを使用する際のメリットとデメリット

このようにビットコインを換金するのではなく、決済に利用するメリットは、1%未満の手数料です。

一方、税金に関しては、ビットコインを換金していないから税金がかからないと思っている方が多いかと思いますが、税金は決済に利用した際の発生した利益の分にかかってきます。

また、直接決済に利用する方法のデメリットは、ビットコインの決済スピードが約10分と決済に利用するには少し長くかかってしまう点です。

ここまでのまとめとおすすめ換金方法

ここまでビットコインの換金方法を6通り紹介してきました。

6通りの中で特におススメのビットコイン換金方法を紹介ランキング形式で紹介していきます。

1位は「仮想通貨両替所」でのビットコイン換金方法です。

来店した場合、ビットコインと引き換えで直接現金を渡してくれ、かつ個人情報の開示が不要という点が大きなメリットと言えます。

さらに電話対応をしているビットコインの両替所も多いので非常に心強いのではないでしょうか。

2位は「国外でビットコインを換金」する方法です。複雑な税金体系となり、しっかりと調べないといけませんが、おすすめの換金方法の一つです。タックスヘイブンに長期間住んでいれば、税金がかからなくなるという仕組みがあります。

もちろん英語が得意な方だったら、1位かもしれませんが、私は英語が苦手なので、今回は2位にしました。

意外とビットコインを換金する方法はたくさんあるのですね!

選択肢が多いので、自分に合った換金方法を選択してみてください!