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ビットコインFXとは?やり方やトレード可能取引所を徹底比較
- 2017/9/19
- ビットコインについて
知っておきたいビットコインFXとは?
「ビットコインFXってどうなの?」
「どの取引所がビットコインFXに向いているかな…」
世界中で話題の投資商品ビットコインは今や日本国内でも普及し始めており、多くの投資家がビットコイン投資に注目しています。中でもビットコインを取引する「FX」が注目されており、多くの取引所でビットコインFXサービスを提供しています。
そこで今回は、そんなビットコインFXの基本情報やメリット・デメリット、そしてビットコインFXを扱っている取引所を徹底比較していこうと思います!最後には実際の始め方についても記載していますので、興味がある方は始めてみては?
では早速、ビットコインFXの概要について見ていきましょう!
目次
そもそもビットコインFXとは?
まずはビットコインFXが一体どういったものなのかについてお話ししたいと思います。
ビットコインFXは「ビットコイントレード」とも呼ばれ、ビットコインを売買することで利益を上げる運用手法の一種です。そもそも「FX」とは「Foreign Exchange」の略で、簡単に言いますと2つの通貨間で両替を行い、その差額が利益になる金融商品です。
そんなFXには、レバレッジというシステムがあります。レバレッジというのは、口座内資金(証拠金)を担保に、資金を何倍にも大きくして取引できるもので、取引所によって5倍や10倍、大きいところで25倍にまで大きくすることができます。
ビットコインFXでもこのレバレッジを利用することができ、例えば10万円の資金に10倍のレバレッジをかければ100万円分のビットコインFXが出来るというワケです。ちなみに、レバレッジを利用して元手以上の取引ができるビットコインFXにもメリットとデメリットがありますので、それぞれ見ていきましょう。
一般的なFXとの違いやメリット・デメリット
ビットコインFXを始める前に、ビットコインFXのメリットとデメリットをしっかり把握しておくことが重要です。そこでここではビットコインFXが持つ2つのメリット・デメリットについてそれぞれ見ていきます!
ではまずビットコインFXのメリット2つから見ていきます!
ビットコインFXの2つのメリット
ビットコインFXには、これから紹介する「大きく儲けられる」と「24時間取引ができる」の2つのメリットありますので、詳しく見ていきましょう。
大きく儲けられる
ビットコインFXの一つ目のメリットが、高いボラティリティ(価格変動性)によって大きく儲かる可能性がある点です。
一般的なFXは一日で大きくても0.5銭~o.8銭程度の変動しかありません。もちろん災害や要人の発表などが合った場合にはもう少し変動しますが、基本的にはそんなに変動しません。一方ビットコインFXは、数時間で価格が数万円も変動する場合があります。
これはもちろんビットコインの価格と連動しているわけですが、この変動を見極めることができれば大きく儲かることが出来ますね。ただ、ボラティリティが大きいのはデメリットにもなりますので、注意が必要です。
24時間取引ができる
二つ目のメリットは、ビットコインFXなら24時間いつでも取引できるという点です。
様々な投資商品の中で、24時間365日取引できるものはビットコインをはじめとする仮想通貨くらいでしょう。株式投資やFXといった投資商品には時間に限りがあるのです。
例えば、株式ですと平日の9時~11時30分(前場)と12時30分~15時(後場)しか取引できません。FXは平日のみ24時間取引することが可能となっており、土・日、祝日は原則取引が出来ません。
一方ビットコインFXは土・日、祝日も24時間いつでも取引することができます。平日は忙しく、取引に参加できない方でも、ビットコインFXなら土日に取引することができますね。時間帯や曜日関係なく、好きな時間に取引がしたい方はビットコインFXがピッタリではないでしょうか?
ビットコインFXの2つのデメリット
では、続いて気になるビットコインFXの2つのデメリットも見ていきましょう。ビットコインFXには「流動性が低い」と「取引所の破綻リスク」の2つのデメリットがありますので、それぞれ見ていきます!
流動性が低い
ビットコインFXの1つ目のデメリットは流動性が低いという点です。
流動性というのは、「一般的に物の流れやすさ」を表します。つまり、売りたい時にすぐ買い手が見つかり、買いたい時にすぐに売り手が見るかる状態を流動性が高いといい、その反対を流動性が低いといいます。
例えば一般的なものでいうと、「本」はすぐに売れるため、流動性が高いといえますね。一方で不動産は売買が成立するには一定の時間がかかることが一般的です(もちろん物件にもよりますが)。
ビットコインは一昔前に比べるとかなり流動性は高くなってきました。とはいえ、売買の状況や利用する取引所の規模によっては、取引がなかなか成立しないということも考えられます。
まだまだ流動性は高くなっていくと見込めますが、現状はまだ流動性は低いと言えます。
取引所の破綻リスクがある
ビットコインFXの最大のデメリットともいえるのが、取引所の破綻リスクです。
株式の取引所である東京証券取引所とは異なり、ビットコインの取引所は一企業にすぎません。よって、ある日突然取引所が停止してしまうことも十分に考えられます。
取引所の破綻と言えば、2014年に起きたMtGOX(マウントゴックス)社という日本初のビットコイン取引所の破綻が有名です。
ビットコインFXサービスを提供している取引所が破綻してしまうと、最悪所有資金がすべて返ってこないということもあり得ますので、注意が必要です。
ただ、万が一取引所が破綻してしまっても、資金量が多い取引所であれば顧客の資金返還はされます!当サイトには取引所ごとの資金量を一覧にまとめた記事もありますので、気になる方はチェックしてみて下さい!
必見!ビットコインFXができる取引所を徹底解説
ここまでビットコインFXの基本情報やメリット・デメリットについて見てきました。
ではここから、実際にビットコインFXサービスを提供している取引所について様々な項目で比較しながら見ていきましょう!
レバレッジで比較
まずレバレッジで比較していきます。先ほども紹介しましたように、レバレッジは自分の元本を何倍にも大きくして取引が出来るシステムで、取引所によって最大レバレッジが異なります。
そこで、ここに各取引所ごとの最大レバレッジを一覧にまとめてみました。
取引所 | レバレッジ |
---|---|
bitFlyer | 最大15倍 |
Coincheck | 最大5倍 |
Zaif | 最大7.77倍 |
BITPOINT | 最大25倍 |
みんなのビットコイン | 最大25倍 |
Bitbank | 最大20倍 |
BTCBOX | 最大5倍 |
現状、BITPOINTとみんなのビットコインが最も高い25倍となっており、より少ない資金で大きな取引ができると言えますね。
ちなみにレバレッジを利用する際には「必要証拠金」という担保代わりの資金を口座内に入れておく必要があります。必要証拠金はその時のビットコインレートにも左右されますが、「注文価格×数量÷レバレッジ」で算出することが出来ます。
例えばレバレッジ10倍でビットコインの価格が30万円の時、2BTCの注文をした場合の必要証拠金は、「30万円×2BTC÷レバレッジ10倍=6万円」となりますね。
つまり6万円を口座内に入れておく必要があるということになります。利用するレバレッジが大きいほど必要証拠金は少なくなっていきますので、高いレバレッジを利用してみてはいかがでしょうか?
ロスカットレベルで比較
次に各取引所のロスカットレベルで比較していきます。
取引所 | ロスカットレベル |
---|---|
bitFlyer | 証拠金維持率50%以下 |
Coincheck | 証拠金維持率50%以下 |
Zaif | 証拠金維持率30%以下 |
BITPOINT | 証拠金維持率100%以下 |
みんなのビットコイン | 証拠金維持率110%以下 |
Bitbank | 証拠金維持率20%以下 |
BTCBOX | 非公開 |
そもそもロスカットというのは、一定額以上の損失が発生する際に実行される「強制決済システム」のことを言います。このロスカットの発生タイミングを「ロスカットレベル」といい、取引所ごとに異なります。
ちなみにこのロスカットレベルは「証拠金維持」とも言い、%で表されています。証拠金維持率というのは、取引所の口座内資金とトレードしている資金の割合を表したもので、「有効証拠金÷必要証拠金×100」で計算することができます。(※有効証拠金というのは、口座内の総資金から見込み損益を差し引いたもの)
例えばあなたの口座内には20万円の資金があるとします。レバレッジ10倍でビットコインの価格が30万円の時、2BTCを注文しました。
この時の証拠金維持率は「20万円(有効証拠金)÷6万円(必要証拠金)×100=333%」となります。この%が利用している取引所のロスカットレベルを下回ったら、強制決済としてロスカットが発生してしまうのです。
難しい単語が出てきましたが、ビットコインFXを始めるためには知っておきたい基本ですので、是非覚えておきましょう!
追証の有無で比較
次に各取引所の追証の有無で比較していきます。
取引所 | 追証の有無 |
---|---|
bitFlyer | 有 |
Coincheck | 無 |
Zaif | 無 |
BITPOINT | 有 |
みんなのビットコイン | 無 |
Bitbank | 無 |
BTCBOX | 無 |
bitFlyerとBITPOINTを除くほとんどの取引所は追証なしになっていますね。
そもそも追証というのは、ビットコインレートの大きな変動によってロスカットが間に合わない場合に発生する「追加証拠金」のことを言います。
ロスカットが間に合わず、大きな損失が発生してしまった場合に、その不足分を追証として口座内に追加入金しなければいけないのです。
例えば20万円の口座内資金に対して、50万円の損失が発生してしまった場合、不足分の30万円を追加で入金して過不足を0に戻さなければいけません。一方追証なしの取引所は、追証がないため、大きな損失が発生しても追加入金の必要がないのです。
万が一のことを考えると、追証がない取引所が良いですね。
知らなきゃ損するトレードにかかる税金
次に、気になるビットコインの税金について見ていきましょう。
投資商品の1つであるビットコインももちろん、課税対象になります。ビットコインの課税方法は「総合課税」となっており、1年間の総所得(給与やビットコインでの損益など)に応じて税率が変わる課税方法です。
そんな総合課税の詳しい税率を表にまとめてみました。
課税対象の所得金額(課税所得額) | 税率 | 控除額 |
---|---|---|
195万円以下 | 5% | 0円 |
195万円~330万円以下 | 10% | 97,500円 |
330万円~695万円以下 | 20% | 427,500円 |
695万円~900万円以下 | 23% | 636,000円 |
900万円~1,800万円以下 | 33% | 1,536,000円 |
1,800万円~4,000万円以下 | 40% | 2,796,000円 |
4,000万円以上 | 45% | 4,796,000円 |
給与も関係してきますが、ビットコインの利益が大きくなればなるほど税率も高くなっていきますので、注意が必要ですね。
ちなみにビットコインの所得区分が今まで「譲渡所得」と「雑所得」で曖昧になっていたのですが、9月6日に金融庁の「タックスアンサー」で正式に「雑所得」になると発表がありました。
譲渡所得であれば、50万円の特別控除枠があったのでお得だったのですが、雑所得になってしまいましたのでビットコインでの利益は全額課税対象になってしまいますね。
また今後ビットコインに関する新しい税制の発表があると思いますので、最新情報がチェックしておきましょう!
ちなみに当サイトにはビットコインの税金に関する最新情報や確定申告についてまとめて記事もありますので気になる方はこちらをどうぞ。
筆者お勧めの取引所とビットコイントレードのやり方を大公開
ここではビットコインFXの実際の始め方ややり方について紹介していきます。
ビットコインFXの具体的な解説をするにあたって、今回は筆者も利用しているcoincheckを例に紹介していこうと思います。
coincheckの口座開設方法
coincheckの登録方法は非常に簡単で、これから紹介する3つのステップを行うことによって簡単に登録できるようになっています。
1. Coincheckのホームページでメールアドレスを入力し、「アカウント作成」をクリック
2. その後届くメールのURLをクリックして仮登録を完了させ、電話番号認証を行う
3. 本人登録と確認書類(写真付き身分証明書と自分が写っている写真)をアップロード
このようにcoincheckの口座開設には、特別何か必要な物もないので誰でも簡単に登録ができると言えますね。
ビットコインFXに始め方
では実際にビットコインFXを始めてみましょう!
1. coincheckのトップページにある「取引所」をクリックし、「信用取引」を選択する。
2. 取引するだけのビットコイン数量を入力し、項目にチェックを入れて「BTCを借りる」を選択する。
たったこれだけで、ビットコインFXが出来てしまいます。しかもcoincheckは追証もなく、ロスカットレベルも50%以下となっているので初めての方でも始めやすいと言えますね。
最後に~まずはデモからやってみる
ここまで、ビットコインFXの基本やメリット・デメリット、そしてビットコインFXが利用できる取引所の比較をしてきました。
ビットコインには従来のFXにはない魅力があり、長年FXをやっている方もこれから初めてやる方も設けるチャンスのあるトレードだと思います。しかし、やはりいきなりやるのはハードルが高いという方もいらっしゃると思います。そんな方はデモ取引がおすすめです。
BITPOINTの「MT4」というFXツールはデモトレードが可能で、使いやすく性能も非常に高いので、まずはデモ口座で始めてみてはいかがでしょうか?