Qtum(クアンタム)とは?時価総額上位の仮想通貨の仕組みや特徴を解説!

ビットコインとイーサリアムのメリットをあわせ持つQtumを徹底解説!

2017年末から2018年初旬にかけてわずか1ヶ月で10倍の価格になった仮想通貨Qtum(クアンタム)

仮想通貨業界の中で注目度を急激に上げたことで、時価総額ランキングを60位から17位(2018年1月現在)まで急激に上がっています。

そんな中

「Qtumってそもそもどんな仮想通貨なの?」

「なんでそんなにQtumは注目されているの?」

と思われているのではないでしょうか?

そこで今回は、仮想通貨分析の専門家が分かりやすくQtumの特徴や将来性についてわかりやすくかみ砕いて説明をしていきたいと思います!

ビットコインとイーサリアムのシステムの良い点を組み合わせたシステムを持つQtumですが、説明が複雑で、理解するのが難しいはずです。

ここでは、仮想通貨業界で注目度が上がっている仮想通貨「Qtum」の重要なポイントを押さえながら、システムに詳しくない方でも理解しやすいよう説明をしてきます。

まずは、Qtumの特徴を表にまとめたのでご覧ください。

・トークン公開日:2016/12/29
・発行上限枚数:1億枚
・サイト:https://qtum.org/en/
・ホワイトペーパー:https://qtum.org/en/white-papers

Qtumは2017年末から注目度が急激に高まりましたが、実は2016年の末からある仮想通貨です。

開発元はシンガポールに本社を置いているのですが、開発者には韓国人の優秀なエンジニアが参画していることで有名。

日本との直接的な関係はありませんが、アジアという範囲で見ると、Qtumと私たちは関係性が深い仮想通貨なのです。

そんなQtumですが、1ヶ月足らずで10倍の価格まで上昇した理由は、仮想通貨市場で不動の1位2位に君臨する【「ビットコイン」と「イーサリアム」を組み合わせたシステム】を持っていることが最大の特徴です。

では、具体的にはビットコインとイーサリアムのどのような点をQtumが持っているのかということについて見ていきましょう!

次世代の仮想通貨Qtumはスマートコントラクトを搭載

今回ご紹介しているQtumですが、大きな特徴としてイーサリアムが持つスマートコントラクトという技術を持っています。

スマートコントラクトについてご存知の方もいらっしゃるかと思いますが、簡単に説明すると

取引の記録だけでなく契約内容の記録と執行を自動で行ってくれるシステム

のことを言います。

例えば、スマートコントラクトを搭載していない仮想通貨の場合

「AさんがBさんに1BTC送った」

という記録しかできないのですが、スマートコントラクトの場合

「AさんがBさんに100円貸した。そして1週間後にBさんはAさんに100円返すという契約をした。」

というより複雑な情報を記録することができ、さらに「返す」という契約内容を自動的に執行してくれるのです!

これにより、最近話題のICOにスマートコントラクトは使われることが多くなっています。

そんなスマートコントラクトをQtumには組み込まれており、新しく仮想通貨を開発するICOに使用されるようになってきているのです!

ただ、それだけですとQtumがイーサリアムと全く同じになってしまうのですが、スマートコントラクトに加えてビットコイン独自の技術が搭載されています

Qtumはプライバシーが万全

Qtumには、イーサリアムにはつけることができなかったUTXOという機能が付いています。

これはビットコイン独自の技術で、「お金の移動を確認する」方式のことを言います。

イーサリアムは技術的な問題から「お金の残高を確認する」方式をとっており、これがビットコインよりも匿名性が低くなってしまう一因となっているのです。

例えば、「Aさんが500円購入して、Bさんに200円分、Cさんに100円分送金した」とすると、Qtumとビットコインに搭載されているUTXOモデルでは

・+500円
・-200円
・-100円

という記録が残りますが、イーサリアムだと

・+200円

という記録だけが残ります。あえて複雑な計算で残高の確認をすることプライバシーを特定されないようなシステムとしているのです!

仮想通貨では匿名性が非常に重要となるのでQtumではビットコインのUTXO技術を使用しています。

ここまでのQtumの特徴に関する内容は少し難しかったですが、Qtumの価格が上昇した理由がおわかりいただけたでしょうか?

ビットコインとイーサリアムの特徴が組み合わさっているQtumは、将来性が非常に大きいのではないかと感じますよね。

ただ一方で、技術的な素晴らしさと仮想通貨が生き残るかどうかは必ずしも比例しないということもあります。

それについては後でご紹介しますので、その前にQtumがここまで辿ってきた歴史を見ていきたいと思います!

環境にやさしいPoSを採用

現在ビットコインとイーサリアムはPoW(プルーフ・オブ・ワーク)と呼ばれる方法で、ブロックチェーン上に記録を行っています。

ただ、PoWは、記録を行うために「電気代が大量にかかる」という問題があり、電気が枯渇している国では大きな問題となっています。

そんな中、Qtumはより先進的なPoS(プルーフ・オブ・ステーク)という方法になっているのです。

PoSは、PoWの問題を解決することができるということで、最近の仮想通貨への導入が進んでいます。

ここまで、Qtumの特徴をかみ砕いてご説明しましたが、分かりましたでしょうか?

2大仮想通貨の特徴が組み合わさっているQtumは、将来性が非常に大きいのではないかと感じたのではないでしょうか。

ただ、技術的な素晴らしさと仮想通貨が生き残るかどうかは必ずしも比例しないということもあります。

それについては後でご紹介しますので、その前振りとしてQtumがここまで辿ってきた歴史についてまずはご紹介したいと思います。

【補足】Qtumのコインが購入できる取引所は?

Qtumはまだ日本の取引所では取り扱っていないので海外の取引所に登録する必要があります。

ですので今回は取引通貨が多いバイナンスに登録する方法を紹介していきます。基本的には日本の取引所と同じ、

1.バイナンスのトップページを検索
2.個人情報登録
3.メール受け取り
4.取引開始

簡単ですよね!ではここから実際に登録してみましょう!

まずはバイナンスのホームページへアクセスします。赤線の所どちらでもいいのでクリック。

そしたら個人情報入力画面が出てくるので、・メールアドレス・パスワード・その下は特に何もしない・I agreeをクリック。
ここまで入力が終わったらRegisterをクリック。

登録が終わったら出てきたパズルを合わせる形で右にスライド。

その後、登録したメールアドレスにメールが届きます。

メールが届いたらクリックしてバイナンスの取引を始めましょう!

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