トルコリラの大暴落でボラティリティがビットコインを超える

通貨危機に陥っているトルコリラは、10日にドル建て、円建てで20%以上の下落を記録し、先日13日には過去最安値を記録した。

Bloombergによると、このトルコリラの大暴落によってトルコリラのボラティリティ(価格変動率)はビットコインを超えたという。

以下、Bloombergより抜粋。

「トルコ通貨危機が甚大化する中、米ドルに対するトルコリラの10日間のボラティリティは、ビットコインを超えている」

トルコの仮想通貨取引所BtcTuckやParibu、Koinimでは24時間でのBTC取引量が100%以上増加。

それによって価格も他の国の価格よりも500ドル(約5万円)も高い値が付く時間帯もあったほどだったという。

そんな今回のトルコリラ大暴落の背景には2つの要因があるとされており、

POINT

①欧州中央銀行(ECB)関係者がトルコ債券への懸念を指摘

②Donald Trump氏アメリカ大統領が自身のTwitterで「トルコからの鉄鋼、およびアルミニウムの関税を倍にする。現時点でトルコとの関係は良好ではない」とツイート

だとされている。

対するトルコのエルドラン大統領もアメリカに対して反発の姿勢を見せており、既にアメリカ以外の中国やロシアと貿易を行う準備ができているという。

Forbesが報じた内容によると、CoinDeskの取材で

「仮想通貨で資産を保有するほうが安全だと思う」

とコメントした地元トルコの投資家もいたそうだ。

今後こういった通貨危機が起きた際の保険としてビットコインをはじめとする仮想通貨が注目されるだろうとコメントした。

原典:「Turkish Lira’s Collapse Sees Media Highlight Bitcoin’s Relative Stability

ここまでの内容と考察

トルコリラの価格暴落によって引き起こされている通貨危機。

こうした法定通貨の通貨価値が暴落した際に役に立つ仮想通貨は今回さらに注目を浴び、実際に多くの地元ユーザーがビットコインへ流れているそうです。

実は少し前にもイタリアで財政危機が起こった際もユーロやイタリア国債を売ってビットコインが買われるという動きがあり、「有事のビットコイン買い」という言葉ができたほどです。

今後、世界各国の経済状況によって多くの資金が仮想通貨へ流れてくる可能性があり、やはりビットコインの元々あった理念である「国に支配されない通貨」というのが信頼され始めている気がしますね。

今後もトルコをはじめビットコインの動きに注目です!