ロシア連邦中央銀行、「ICOトークン」実証実験に成功

ロシア連邦中央銀行、「ICOトークン」発行テスト成功!

ロシア連邦中央銀行が、ICOトークン発行の実証実験に成功したと今週月曜日に発表した。

技術的には問題なし!

同中央銀行によって行われた実証実験は、国内のICOをより透明かつ安全にすることを目的とし、大手商業銀行Sberbank (ズベルバンク)とNSD(国定預金預託機関)によって今年5月に発表された。

ズベルバンク上級副社長であるIgor Bulantsev(イゴール・ブランゼブ)氏は、この取り組みに対し、

「顧客の多くは仮想通貨投資に興味があり、法的体制が整い次第のサービスを推進する。」

と期待を膨らませていた。

今回の「実験的なICO」のテストは無事完了し、技術的にも成功したようだ。

金融開発部門副所長Ivan Semagin(イヴァン・セマジン)氏は、この実証実験に関して、

「技術的には全てが上手くいったが、法的な観点から多くの課題が見つかった。」

と公式発表で述べた。

しかし、同氏は具体的な法的懸念について言及しなかった。

大国ロシアの仮想通貨規制

同国は仮想通貨やブロックチェーン技術に前向きな姿勢を見せているが、それを「良好的過ぎる」と批判する声もあるようだ。

大統領テクノロジー発展特別代表であるDmitry Peskov(ディミトリー・ぺスコブ)氏は、中央銀行の仮想通貨に対するアプローチが「優しすぎる」とした上で、

「政府の役割と矛盾するような仮想通貨の発行は、まだ許可されるべきではない。」

と主張。さらに、

「政府がこれまでの原則に基づいて仮想通貨に関する法案を採択すれば、それを日常生活レベルの議論に発展させられる。しかし、この順序を逆にするのは正しくない。」

と付け加えた。

仮想通貨について様々な意見が飛び交う大国の動向に世界中からの注目が集まる。
 
原典:
The Bank of Russia Says Its ICO Experiment Was a Success

Представитель президента: обращение криптовалюты в РФ пока разрешать нельзя

ここまでの内容と考察

ロシア連邦中央銀行がICOトークン発行に成功したという、今回のニュース。

日本とは少し異なり、政府がブロックチェーン技術を実践的に学び、そのユースケースを積極的に検討しているようにうかがえます。

しかし、国家が母体となって仮想通貨を発行するのにはまだまだ課題が多いようにも感じられますね。

また、仮想通貨とは言うものの、ロシアではどのような「性質」や「機能」を持った仮想通貨が普及するかに注視したいところです。

これからも仮想通貨に前向きなロシアの動向に注目していきたいですね。
 

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