ICOプロジェクト、まだイーサリアムを売っていない!?

イーサリアムで資金調達をする多くのICOプロジェクトは、この弱気市場でも同仮想通貨を売却せずに保有しているということが最近の調査で明らかになった。

資金調達額の約4割は保有されている!?

ICOプロジェクトの多くは、昨年末から今年の初めにかけて多額の資金をイーサリアムで調達している。

このことから、ETH価格が現在低迷している要因として、「ICOプロジェクトがイーサリアムを大量に売却しているのではないか」という憶測が飛び交った。

このような背景の下、Diar(ディアー)社がICOプロジェクトの財務状況に関する調査を行った。
ico treasury
ICOプロジェクト財務報告

同社がウォレットアドレスを調査したところ、調達された金額の平均38%は保有され続け、残りの62%は売却または移動されていることが判明。

この「38%」という数字は、一般的に予想されていたよりも大きな数字だ。

仮想通貨で資金調達を行う全てのICOプロジェクトは、運営費を贖うためにイーサリアムを定期的に売却する必要がある。

それを加味すると、この数字は決して少ないものではないことがわかる。

また、ICOプロジェクト全体としてはETH供給量の約3.7%程しか保有していないそうだ。

しかし、今回の調査結果を踏まえて、ICOプロジェクトによるETH売り圧力は今後も市場に影響を及ぼすであろうと同社アナリストであるLarry Cermak(ラリー・サーマック)氏は推測する。

「ETH価格はマイニングだけでなく、ICOプロジェクトによる清算にも影響を受ける。

収益モデルが確立されていない多くのICOスタートアップは、運営費をカバーし、事業資金を確保するためにもイーサリアムを引き続き売却すると考えられる。」

という独自の見解を明らかにした。

原典:ICOs Aren’t Cashing Out Their Cryptocurrency Warchests [Yet]: Research

ここまでの内容と考察

一般的な憶測とは裏腹に、ICOプロジェクトの多くは資金調達分の仮想通貨を売却せずに保有しているということが判明したという、今回のニュース。

しかし、収益モデルが確立していないこれらの多くは、Cermak氏が指摘するようにそれを売却し続ける可能性は高いかもしれませんね。

また、上述の通りイーサリアム相場は低迷しており、最近では売り注文が急激に増加したということが話題となりました。

イーサリアムはトークンとして潜在的な価値がないのではないかという見解もあるようです。

現在は好材料が少ないように見られているイーサリアムですが、今後ETH価格はどのように推移するのでしょうか。

機関投資家の市場参入にも目を向けながらも注目していきたいですね。

 



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