ついに解禁、待望のリップル製品「xRapid」を3社が利用開始

先月時価総額が67%程増加した仮想通貨リップル(XRP)が、実用的に使われ始める日がついに到来する。

同仮想通貨が利用されるエンタープライズ製品「xRapid (エックス・ラピッド)」を送金サービス企業3社が本格的に利用開始することが明らかになった。

攻めるリップル、重要なマイルストーン達成

本日サンフランシスコで開催された「Swellカンファレンス」で、以下の3社が同製品を利用することをリップル社CEOであるBrad Garlinghouse (ブラッド・ガーリングハウス)が発表した。

MercuryFX: 国際送金サービス

Cuallix: 米国メキシコ間での送金サービス

Catalyst Corporate Federal Credit Union:米国における金融サービス

同製品はリップル(XRP)を採用することによって、流動性を高め、コストを削減し、送金スピードが迅速な国際決済サービスを提供する。

カタリスト社Brad Ganey(ブラッド・ガネイ)氏は今回の発表に対して、

「従来の国際送金は、手数料、スピード、使いやすさの観点から顧客の期待に応えることができない。リップル社の製品は、これら3つの課題を同時に解決する」

とリップル社とのパートナー提携に胸を膨らませた。

リップル(XRP)が「有価証券か否か」という問題が米国内である中、今回の発表はリップル社が重要なマイルストーンを達成したことを意味すると言えるだろう。

原典:Ripple Event Reveal: 3 Companies Are Now Using XRP for Real Payments

ここまでの内容と考察

リップル社の自社製品であるエックスラピッドを3社が利用開始するという。今回のニュース。

これにより、ついに仮想通貨リップル(XRP)を使用する製品が顧客の手に渡り、同仮想通貨の需要が増加するのではないかと予想されています。

また、同社主催のSwellカンファレンスも盛り上がりを見せているようですね。

また、ツイッター上でも、今回の発表に関しては様々な意見があるようです。

他の仮想通貨プロジェクトとは比べ物にならないほど様々な大企業からの後押しがあるリップル社ですが、大衆に対する仮想通貨の普及に関してはどのようなビジネス戦略を繰り出すのでしょうか。

今後も他のスタートアップとは頭一つ違うリップル社の動向に今後も注目していきたいですね。