- Home
- リップル社幹部、「XRPは当社にとって石油みたいなもの」
リップル社幹部、「XRPは当社にとって石油みたいなもの」
- 2018/10/7
- 仮想通貨の最新ニュース
今をときめく世界的仮想通貨企業のリップル社幹部から、ユニークかつ驚きの発言が飛び出した事が、話題を呼んでいる。
同氏はなんと、自社製品である仮想通貨XRP(リップル)について、「まるで石油のよう」と例えたのである。
批判の声も噴出?このタイミングで比喩発言をした意図とは
今回実際に上述の発言を行ったのは、リップル社のマーケティング責任者であるCory Johnson(コーリー・ジョンソン)氏だ。
同氏は先日、自身のツイッター上で、以下のようなツイートをした。
Ripple’s relationship to XRP is akin Chevron’s relationship to oil. We have a lot of it, we believe it’s a superior technology and we support its many uses — for billions of reasons. But we don’t have all of it, we don’t control it and we aren’t it.
— Cory Johnson (@CoryTV) 2018年10月4日
「リップル社にとってのXRPは、シェブロン(米国の石油会社)にとっての石油と同じである。つまり、当社で大量のXRPを保有しているという事だ。XRPは優れた技術であり、リップル社はその活用をサポートしていこうと考えている。」
いかにもマーケティングのプロらしい大胆な比喩である事に違いないが、一方で世間からは、XRPが「中央集権型仮想通貨」ではないかとの批判の声も挙がってきている。
また今回のジョンソン氏の発言に関しては、ネット上でも様々な憶測を呼んでおり、現状最も有力な説は、リップル社が対峙中である「訴訟問題」から人々の目を逸らさせるためではないかという筋書きだ。
先月上旬、競合企業との長きに渡る裁判にピリオドを打った同社だが、現在進行形で問題は山積している。
特に訴訟大国アメリカという地勢的な条件に鑑みても、リップル社の闘争は終わりが見えず、ゆえに今回のようなパフォーマンス(ツイート)に繋げてきたのではないかという推測もある。
果たして、ジョンソン氏のツイートが意図する真意はどこにあるのだろうか。
リップル社の今後の動向に、注目が集まる。
原典:Ripple Exec states that XRP is equivalent to oil: “We only have a lot”
ここまでの内容と考察
昨今の爆上がりで非常に高い注目を集めている仮想通貨XRPの管理企業であるリップル社の幹部が、自身のツイッター上で「XRPはリップル社の石油みたいなもの」と比喩発言を行い話題になったという、今回のニュース。
そもそも「石油」という例え自体がとてもユニークで面白味を感じますが、一方でどこか独占的なニュアンスを感じないでもないとも言えますよね。
仮想通貨やってる人はよく、「組織は息苦しい。」「非中央集権。個人が活躍できる世界。」いう。
でも、YouTubeでは事務所に所属することが当たり前になってきて、Twitterにもサロンやグループのようなものが点在していて…
結局のところ、人間は群れを成そうとする心理に気付いているかな。— XRピーRyo-サン@投機家 (@ryosukemazda) 2018年10月6日
僕は中央集権的な仮想通貨には投資しない。仮想通貨にはリベラルの可能性を見出だしているからだ。ビットコインの論文の冒頭に書かれている内容は無視できない。#仮想通貨
— pen (@penfxcrypto) 2018年10月3日
そうですかねー。非中央集権でないと仮想通貨ではないと思うのですが。まー将来は非中央集権にするとかいってませんでしたか?
対検閲性が仮想通貨でしょー。違うかなー。— belanova tokyo (@gogospurs50) 2018年10月1日
独占的・中央集権的な発想に対しては、上記のように世間からも、様々な声が挙がっています。
やはり、仮想通貨の本質を考慮すると、便利等の理由だけで安易に中央集権型の仮想通貨を迎合しない姿勢も必要なのかもしれません。
今後はこうした管理者の有無等も視野に入れ、幅広い観点から仮想通貨市場を俯瞰していきたいところですね!