価格急騰の仮想通貨4選(XVG、NXT、KMD、TRX)

12月21日は、アルトコインが全体的に価格上昇しました。そんな中、特に上昇率の高かった4つの仮想通貨をピックアップし、価格高騰要因をご紹介します。

Verge(XVG)

1.アンチウイルスソフト開発の先駆者、ジョン・マカフィが推進している

アンチウイルスソフト開発で有名なジョン・マカフィは、仮想通貨業界で注目を浴びている人物の一人。彼がVergeの運営側に回っているとのことです。

2.レイスプロトコルの導入
匿名性の高低を調節できるようにすることができるようになります。

3.匿名性通貨への注目度の高まり

ここ数日、匿名性の高い仮想通貨への注目度が急激に上昇、価格が急騰。Monero、Z-cash、Dashと同様にVergeも高い匿名性を有しており、価格が上昇しました。

Nxt(NXT)

IGNISのエアードロップ

既にICOが終了しているIGNISが、12月28日時点でのNxt所有者に対してIGNISをエアードロップ(配布)することを発表しました。

それに対して、bittrexがIGNISのエアードロップのサポートを発表したことで、IGNIS得るためにNxtの買いが殺到し、価格が急騰。

また、まだ配布がされていないIGNISのエアードロップをbittrexがサポートするということは、IGNISのbittrex上場が確定だという見方もできます。

Komodo(KMD)

ビットコインキャッシュとのアトミックスワップ

アトミックスワップとは取引所を通さない取引のことを言います。今回はビットコインキャッシュとkomodo間の取引を取引所を通さずできるようになりました。

これにより、komodoの流動性が高まるのではないかという期待感から価格が急騰したと考えられます。

TRON(TRX)

大きな仮想通貨取引所への上場の噂

tronが有名な取引所に上場するという噂が回っています。

また、元々、中国最大手のマイニンググループbitmainの運営者ジハンウー氏が入っているプロジェクトであることからも注目度は高いです。

ここまでの内容と考察

今回は4つの仮想通貨の高騰要因をご紹介しました。

12月21日はどのアルトコインの価格も上昇。ここ最近のアルトコイン価格の急騰によりビットコインの市場占有率は一時60%ほどあったところが現在は約45%となっています。

5月のアルトコインバブルと同じような様相を呈していますが、どこまでこの流れは続くのかは不明。少なくとも年内は続くような気がしますが、年明けは注意が必要です。