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OmiseGOが韓国の大手クレジット会社「ShinhanCard」と提携へ
- 2018/4/8
- 仮想通貨の最新ニュース
タイに拠点を置くOmiseGOのOmise財団は韓国の大手クレジットカード企業「ShinhanCard」の了解覚書(MoU)にサインしたという。
了解覚書とは行政機関などの組織間で設定された合意項目を記した書類のことで、フィンテックテクノロジーの発展とブロックチェーン技術の開発に向けて合意された。
そもそもタイに拠点を置く「Omise」は「決済プラットフォーム」として、日本やタイをはじめ、インドネシアやシンガポールなど主にアジアに複数の拠点を持っている。
そんなOmiseのプラットフォームを利用した仮想通貨「OmiseGO」はイーサリアムをベースとしており、昨年8月に終了したICOでは2,500万ドル(約26億円)の資金調達に成功している。
CointelegraphのJoseph Young(ジョセフ・ヤング)氏は、このOmiseGOのMoTについて自身のツイートでこのように述べている。
Shinhan is the second biggest bank in South Korea that started to provide banking services to cryptocurrency exchanges when the country's largest bank denied them.
This is huge for OmiseGo and I believe for the entire Ethereum community.https://t.co/gzzKsNPfVk
— Joseph Young (@iamjosephyoung) 2018年4月6日
またOmiseGOのプレスリリースによると、
「MoUにサインをしたことによって、OmiseGOはネットワークとSDKウォレットを日本やアジア全域に広めることができる。それと同時にShinhanCardは決済サービスやモバイルアプリをより広い範囲に普及させることができる。」
とのこと。さらにOmiseGOのCEO長谷川氏もプレスリリースでこのように発言。
今週は既に大手企業がいくつも仮想通貨業界への参入を発表している。日本最大のチャットツール「LINE」による取引所の設立やマネックスによるコインチェック買収など、アジアの仮想通貨業界はかなりの盛り上がりを見せている。
原典:「Omise Signs Agreement With Major South Korean Banking Affiliate In Win For Adoption」
ここまでの内容と考察
タイに拠点を置いている仮想通貨「OmiseGO」がついに動き出しました。
決済プラットフォームを持つ「Omise」の技術と韓国最大のクレジットカード会社「ShinhanCard」の提携はアジアの決済システムを変える可能性を持っています。
特に韓国はクレジット決済に普及率も進んでおり、ブロックチェーン技術を利用してより良い決済システムや環境の開発を目指すといいます。
OmiseGOの動きだけでなく、今最もアツいアジアの動きにも注目しておきたいですね!
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