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ネム財団、セキュリティートークンの取り組みを本格始動!
- 2018/10/11
- 仮想通貨の最新ニュース
セキュリティートークンの普及が進んでいるといわれている中、分散型プラットフォームを展開するNEM(ネム)も、それに関する取り組みを開始した。
ネム財団がVNX取引所とパートナーシップを提携したことを今月8日に発表した。
同取引所は、ベンチャーキャピタル資産をトークン化した「世界初」の取引所として知られている。
Our global teams have been busy this month with new #partnerships such as with the @vnx_io Exchange, new expansions including the business center in Chengdu, and events ranging from the United Nations to the Moscow Stock Exchange. Check it out!https://t.co/bLYXQpFi91
— NEM (@NEMofficial) 2018年10月10日
ネム、従来の金融機関と仮想通貨経済の架け橋となるか
VNX取引所とネム財団は、セキュリティトークンに関連するプロトコルと標準を確立することを目指す。
また、ネムに関連するスタートアップに投資するVCファンドは、VNXプラットフォーム上のSTO(セキュリティートークン・オファリング)に参加することで、高い流動性を確保することが可能となる。
そして、仮想通貨「ネム」は、VNXプラットフォームの決済手段の1つとして採用されるようだ。
今回の発表に対し、VNX取引所CEO であるAlexander Tkachenko (アレキサンダー・トカチェンコ)氏は、
「セキュリティトークン市場に魅力的なチャンスを作り出せる」
と語った。
また、ネム財団の暫定代表であるKristof Van de Reck (クリストフ・ファン・デ・レック)氏は、
「このパートナーシップにより、規制遵守について学べる。ネムがSTOの業界最先端を進めるだろう」
と期待を募らせた。
ネムのブロックチェーン技術を使ったSTOが始まる日も、実はそう遠くないのかもしれない。
原典:Indiegogo’s First Security Token ICO Raised $18 Million
ここまでの内容と考察
NEM財団とセキュリティートークンに注力するVNX取引所がパートナーシップを締結したという、今回のニュース。
セキュリティートークン関連のプロトコルを開発するということですが、最近では0xプロジェクトがこれを行うと表明していたり、Swarm (スワーム)財団に至っては、既にそれを開発済み。
競合相手が多い分野ですが、ネムも負けじとそれを始めるようですね。
また、ネムブロックチェーンは様々なユースケースに使われており、最近では市場心理をAIが判断するアプリの基盤として採用されています。
🍉@watermelonblock has been making headways on the #cryptocurrency scene in 2018, developing an AI-powered sentiment analysis app that gives investors a real-time snapshot of the voice of the market using #NEM's #blockchain #technology.
Read more here 👇https://t.co/73IUxd2Xi9
— NEM Australia (@NEM_Australia) 2018年10月10日
数多くの分散型プラットフォームが展開される中、今後ネムはどのように競争していくのでしょうか?
今後も同財団の日本や海外での活動に注目していきましょう!