女性は仮想通貨に興味なし!?ミレニアム世代の投資事情とは

先日、米国仮想通貨企業のCircle(サークル)社が、自社で収集したデータを基に、最新の仮想通貨投資状況を公開した。

それによればなんと、年代や性別によって、投資に対する意識・意欲等が格段に異なってくるのだという。

女性は男性の1/2!過去のデータと併せた投資結果はいかに

まず最初の驚くべき結論として挙げられるのは、俗に「ミレニアル世代」と呼ばれる「80年代~2000年代初期に生まれた一群」の中に属する、「女性」の投資意欲の薄さだ。

報告された結果によれば、同世代の女性が実際に仮想通貨に投資している割合は、同世代の男性の約1/2(半分)であったという。

ただこれは、ミレニアル世代が仮想通貨投資に消極的であるという事を指し示しているわけではない。実態は、むしろ逆だ。

ミレニアル世代全体が仮想通貨に投資する割合は、その他の世代と比較して約10%近くも高く、最新の技術に対して前向きな姿勢を見せている。

この結果から導き出された真の結論としては、「ミレニアル世代×男性」が仮想通貨投資にかなり積極的で、今後もさらに需要が伸びるのではないかという事だ。

実際に、「今後12か月で仮想通貨の買い増しを図るか?」という質問に対し、約7割の投資家がyesと答えたという最新報道もあったが、実はその構成員のほとんどが男性である。

新興市場においても金融分野においては未だ男性の支える力は強大であるのかもしれない。

原典:survey-millennial-women-are-underrepresented-in-crypto-investing

ここまでの内容と考察

いわゆるミレニアム世代の投資家たち(特に男性)が、他の世代の投資家と比べて仮想通貨投資に積極的な姿勢を示しているという、今回のニュース。

過去には女性の方がFOMO(投資機会を恐れる心理)指数が男性より低く、投資に適性があり積極的との報道がありましたが、やはり投資関係は男性に根強い人気を誇っているようです。

果たして仮想通貨投資は、今後どのような支持率の推移を見せ、いかなる世代・性別の人に行われるようになるのでしょうか。

今後は女性投資家の活躍にも期待したいですね。

仮想通貨業界では「Crypto Mama(クリプト・ママ)」として慕われているCaitlin Long(ケイトリン・ロング)氏を始め、業界第一線で活躍する女性も沢山います。

変化著しい仮想通貨市場の今後、ひいてはそれを構成する周りの環境の変化に注目していきましょう!