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仮想通貨規制緩和はまだ先?韓国当局が改めて否定的な姿勢を表明
- 2018/10/13
- 仮想通貨の最新ニュース
各種厳しい規制を敷いている事で知られる、韓国仮想通貨市場。
そんな同国の規制を管轄するトップがこの度、改めて否定的な立場を表明するコメントを発表した。
当面は規制緩和なし?韓国内で強まる仮想通貨へのマイナスイメージ
上述の通り、韓国の金融市場を管轄する委員会(FSC)のChoi Jong-koo(チョイ・ジョンク)委員長が、仮想通貨やICOに対する否定的な立場を改めて表明した。
直近の韓国仮想通貨市場では、ICO規制に対する軟化姿勢も見られてたが、改めて公式にNOを突きつけられる結果となった。
実際にジョンク委員長は、ブロックチェーンと仮想通貨の大きな違いを強調した上で、以下のようなコメントを寄せている。
「多くの人が、韓国政府はICOを許可すべきだと言う。しかし、ICOがもたらす不透明性とダメージは、大変明白で危険なものだ。
現に、多くの海外諸国も同問題に対し、慎重になっているのではないか。
現段階において、ICOを正式に許可するわけにはいかない。」
韓国政府は昨年9月より、ICOを全面禁止している。
その上で、同通貨を利用した資金調達に対しては、「ほぼギャンブルみたいなもの」という見解を表明し続けてきていた。
しかし最近は、その風潮も徐々に風化してきたような出来事も発生していたため、事態は好転しているのではないかとの声も出始めていた中での、今回の報道。
今後については、来月(11月)中旬頃に韓国政府も公式の見解を述べる事を予定しており、更なる市場の変遷が期待されているとの事だ。
原典:South Korean Financial Regulator Reaffirms Negative Stance on ICOs and Crypto
ここまでの内容と考察
韓国の仮想通貨市場の規制を管轄するトップが、改めて同通貨やICOに関する否定的立場を表明したという、今回のニュース。
国家の特性上、こうした規制の色が強まる事はある種必然のような気もしますが、それでもルールで縛りすぎるのは考え物と言えそうです。
俺たちが生まれた頃の金融革命も仮想通貨もAIも、規制が無い方が強いってはっきりわかってんのに規制ガチガチにするのはイデオロギーのせいでもあり余裕の問題でもある
— きょうすけ (@ningen_daisuki) 2018年10月13日
やはり仮想通貨関連の規制の進め方に悪意を感じる。おそすぎる。もっと前に諸々確定していたら軌道にものってただろうに、じわじわ小出しに嫌がらせにしかみえない。
— 一向 進 (@1192shin) 2018年10月12日
グレイなビジネスって最初は儲かるんですけど、規制がかかってダメになるのも早いですよね。
最近だと仮想通貨とか‥w— 仮想通貨@20代女子さやか (@kasoutsukablog) 2018年10月12日
韓国ほどの厳しいルールが敷かれていない日本においても、上記の通り規制強化には一家言ある人は多数存在しています。
こうした現況を踏まえ、韓国政府ならびに世界の仮想通貨市場は、今後どのような変化を見せていくのでしょうか。
日々変遷を遂げる同業界の未来から、ますます目が離せません!