米ICEが仮想通貨の会社設立へ、マイクロソフトやスターバックスと提携も

ニューヨーク証券取引所を傘下に持つ米インターコンチネンタル(ICE)が、仮想通貨を取り扱う新会社Bakktを設立することを発表した。

Bakktはマイクロソフトやスターバックス等の大手企業と連携し、消費者や機関が

「売買や、シームレスなグローバルネットワーク上でデジタル資産を保管して使用できる」

ことを目的とするプラットフォームの提供を目指している。

このプラットフォームでは、マイクロソフトのクラウドシステムを利用し、ビットコインとドルなどの法定通貨との交換や取引を行えるようになるだろう。

また、スターバックスでのコーヒーの購入の支払い手段としても使用可能になるようだ。

ちなみに今回の新会社設立の件で、ICEの創業者兼CEOであるJeffrey Sprecher(ジェフリー・スプレチャー)氏は、

「Bakktの後押しを受けてビットコインは初の世界的な通貨になるかもしれない」

と述べた。

また、米国の投資企業BKCMの創立者兼CEOの Brian Kelly(ブライアン・ケリー)氏も、

と今回の発表に対して、大きな期待を示している。

原点:「NYSE Operator Announces New Global Digital Assets Platform, Plans Bitcoin Futures Launch

ここまでの内容と考察

今回の記事は、ICEが仮想通貨を取り扱う新会社Bakktの設立を発表し、そのBakktがマイクロソフトやスターバックスと連携して新たなプラットフォームを立ち上げるという内容でした。

アメリカの歴史あるICEが仮想通貨の新会社を設立することで、アメリカの仮想通貨業界も更に盛り上がっていくのではないでしょうか。

またマイクロソフトのシステム支援や、スターバックスでの利用可能などで、更にアメリカでの仮想通貨人気も伸びていくと考えられます。

今後のBakktの動きに目が離せませんね。