大麻のメディア企業が世界初となるIPOでの仮想通貨受け入れか?

大麻のカルチャーメディアサイトを運営している「HIGH TIMES HLD(ハイタイムズ・ホールディング)」社は、IPOで仮想通貨も受け入れる方針を発表した。

これがもし実現されれば、世界で初となるIPOのケースになるという。

HIGH TIMESのCEOであるAdam Levin(アダム・レビン)氏は、今回の試みに対して

「HIGH TIMESは時代における新たな一歩を踏み出す。

大麻関連の企業がナスダックに上場するだけでなく、株式公開による資金調達においてビットコインやイーサリアムで受け入れる。

これはより多くの投資家に参加してもらうための施策だ」

と述べている。

同社は初期IPOで約5000万ドル(約50億円)の資金調達を目標にしているという。

ちなみにHIGH TIMESが掲げるミッションは、「ポピュラーカルチャーの最前線に立つ」こと。

その点、大麻業界に仮想通貨が絡んでくれば業界が大きく発展すると言われており、同社は世界に大麻産業の可能性を広めたいという。

原典:「In an Apparent First, High Times to Accept Crypto in Its Initial Public Offering

ここまでの内容と考察

世界で初となるIPO(公開株式)における仮想通貨の受け入れ。

これは仮想通貨が単なる投機的なものではなく、資産的に価値をもってきたとも言えます。

セキュリティトークンなどが徐々に流行してきている今、今回の試みは更なる可能性を示してくれていると思います。

仮想通貨の新たな可能性と大麻産業の動きに要チェックです!