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仮想通貨・ブロックチェーン事業に参入か?gumiが投資ファンドを設立
- 2018/5/31
- 仮想通貨の最新ニュース
スマートフォンゲームの開発を行う「gumi」は5月30日、仮想通貨及びブロックチェーン事業向けの投資ファンド「gumi Cryptos」を設立すると発表した。
gumi Cryotosは、米国の仮想通貨取引所「Evercoin」の創業者であるMiko Matsumura(ミコ・マツムラ)氏を共同事業者に迎え入れ、仮想通貨向けの事業を展開するベンチャーに出資する。
また、投資ファンドの規模は約30億円になるという。
では、仮想通貨やブロックチェーンに投資する目的はなんだろうか。
gumiはこれまで、モバイル動画やVRといった分野の投資を積極的に行っており、新しいサービスを次々に誕生させた。
gumiは、投資を通じて得た成功経験や失敗経験を共有し、新たな知見を得るという。
そこで得た知見は、自社開発のプロダクトに活かす狙いがある。
このようにgumiはスタートアップの投資によって、自社の事業を拡大させてきた。
そしてgumiが、次に目を向けたのが仮想通貨とブロックチェーンだ。
gumi代表取締役の国光宏尚は、
「この分野でも同じく、ブロックチェーンならではのモノとは何かを検証していく。
これまで、インターネット上のデータはコピーされてしまうものなので、価値を持たなかった。
でも、ブロックチェーンによってゲーム内のデータがコピーされず、ユニークなものとなり、資産性を持つという世界になるのかもしれない。」
と述べている。
ブロックチェーンによってインターネット上の複製が無くなり、データが本来の価値を取り戻すことができる。
gumiはすでにブロックチェーンを活用した自社製品の開発に着手しているという。
gumiの投資ファンドによって、どのような製品やサービスが誕生するのか期待が集まる。
ここまでの内容と考察
gumiの投資ファンドによってどんなサービスや製品が誕生するのか気にありますね。
先程インターネット上のデータがブロックチェーンによってコピーできなくなると、データ本来の価値を取り戻すと述べました。
これは音楽や動画にも言えることで、違法アップロードの減少につながることでしょう。
現にエイベックスが仮想通貨の参入を検討していることから、ブロックチェーンの有用性は、決算能力だけにとどまらにと考えています。
ブロックチェーンによって、インターネット上にあるデータが本来の価値を取り戻す日は近いのかもしれません。