イーサリアムの価格が32%の急上昇を記録

イーサリアムのビザンチウムハードフォークが実装、価格は上昇

昨日からの24時間で、イーサリアムの価格が高騰し、約32%の価格上昇が発生した。

これによりイーサリアムは過去最高の1イーサリアム=約635ドル(約72,000円)を記録し、この日1日で約50億ドル(約5,600億円)が市場で取引された。

先週CCNは、米国は韓国を凌ぐ最大のイーサリアム市場になったと報じていた。。

というのも、米国大手Coinbase社の代表的な取引所であるGDAXとBitfinexの2つの取引所にて、ここ数週間で世界中の約20%ものイーサリアムが取引されたのである。

実は今週の初めから、イーサ人気が韓国で再高騰していた。

理由としては、韓国の3大取引所である「Bithumb・Coinone・Korbit」で
取引を行うトレーダー達が、イーサへの投資を増やしたからである。

今日に至るまで、概ね全ての仮想通貨の市場価値・価格は上昇してきた。

特にその中でも「ライトコイン・ダッシュ・イーサ」といった通貨は目覚ましい伸び率を見せ、ライトコインに至っては日次約80%の成長を記録した過去もある。

だがライトコインとイーサリアムは9月からなかなか利益を計上する事はなかった。また直近の2か月間はライトコインとイーサは、約100ドル(約11,000円)~約350ドル(約39,500円)の間を行き来していた。

初期と比較すると、厳しい状況が続いていたというわけだが、そんな中でのこの急上昇。

これは主にCBOE(Chicago Board Options Exchanges〉にてビットコインが将来的に価値が高騰する事を織り込み、金融市場が仮想通貨への需要を高めた結果、イーサリアムが24時間の間で一気に高騰したためであると考えられている。

当然の流れとして、2番目に時価総額が大きいイーサリアムは、伝統的な金融商品から仮想通貨市場へと移動する資本や富をより増加させる機能を果たした。

このような状況下で、韓国のようないくつかの主要な国々の政府は、既にICO(Initial Coin Offering)に関する計画を発表している。

その中でも例えば韓国政府は、近い将来、機関投資家や適格投資家にICOに投資してもらい、一般大衆の投資を一時的に禁止する計画を企てているという。

2016年の終わりから、ICOはイーサリアムのネットワーク取引量と投資全体の取引量の大部分を占めていた。

それゆえ、主要国内におけるICOの合法化は短期市場におけるイーサリアムの価格トレンドに凄まじいインパクトを与えかねない。

さらに重要な要因として、イーサリアムの取引量は指数関数的に増加している事実がある。

これは恐らくCryptoKittiesやEtherDeltaに見る分散型アプリケーションの人気急騰によるものだと考えられる。

現在、イーサリアムは1日あたり約830,000回の取引が行われており、この数字はビットコインを含むその他すべての仮想通貨の取引回数を合計したものよりも多い数である。

初期から続く分散型アプリケーションのためのプラットフォームが成長を続けるのと同様に、イーサリアムの使用人口と取引量の急上昇はそのまま市場の価値・価格の高騰へと変わっていくのである。

このような現状を踏まえてライトコインの創設者であるチャーリー・リー氏は

「最近の仮想通貨利益率(パフォーマンス)を見るに、恐らく先数週間以内には大きな修正が図られるのではないか。また、イーサはそれ自体で価格修正を行い、より安定的になり、悪い状況を消し去るのではないか。」

と述べている。

(編集 井上隆二)

原典:「https://www.cryptocoinsnews.com/ethereum-price-surges-32-achieves-new-time-high-635/」

時価総額第2位の仮想通貨の特徴や始め方とは?

イーサリアムがここにきて注目を浴びてきていますね!

ここからは人気の仮想通貨「イーサリアム」の基本情報や特徴、扱っているおすすめ取引所などについてまとめて見ようと思います。

今話題の「仮想通貨」の中でも、最近急激に注目を浴びている「イーサリアム」。時価総額ランキングではビットコインに次ぐ第2位となっており、今後も大きな成長が見込まれている仮想通貨の1つです。

今回はそんな「イーサリアム」がそもそもどんな仮想通貨なのか?そしてイーサリアムの今後や他のコインにはない魅力、実際の購入方法までを詳しく解説していきます。イーサリアムについて詳しく知りたい方、実際に買ってみようかな…と考えている方必見です。

そもそもイーサリアム(Ethereum)ってどんな仮想通貨なのか?

まず初めに、そもそもイーサリアムがどんな仮想通貨なのかについて見ていきましょう。

時価総額がビットコインに次ぐ第2位となっているイーサリアムは、最近急激に人気を集めている仮想通貨です。仮想通貨の中でも、ビットコイン以外のコインを「アルトコイン(Alternative coinの略)」といい、アルトコインという枠組みでみるとイーサリアムは実質1位だと言えますね。

そんな今話題の仮想通貨イーサリアムは、実は仮想通貨の名称ではありません。イーサリアムというのは新しい試みを実現するために必要なプラットフォームの総称のことをいい、その計画を「イーサリアムプロジェクト」といいます。

このプロジェクトの中で使われている仮想通貨を「イーサ(Ether)」といい、最近ではこのイーサのことをイーサリアムと呼ぶ人が増えてきています。

イーサリアムは第2世代仮想通貨?

イーサリアムは「仮想通貨2.0」の代表的な仮想通貨です。仮想通貨2.0というのは「通貨としての機能+付加価値」がある仮想通貨のことをいい、第2世代目の仮想通貨として注目されています。

ちなみに仮想通貨1.0の代表的なコインは「ビットコイン」や「ライトコイン」になります。こちらは他の通貨に換金出来たり、お店で決済できるという基本的な通貨価値を持っていますね。

一方イーサリアムには後述する「スマートコントラクト」という付加価値があることによって、仮想通貨2.0の代表格になっています。

イーサリアムの人気が高い理由と基本的な仕組み

イーサリアムの仕組みについて

次にイーサリアムの基本的な仕組みや、なぜ注目されているのかについて見ていきましょう。

イーサリアムの基本的な仕組みを理解する

イーサリアムは先ほど触れた「スマートコントラクト」を基本的な仕組みとしています。

スマートコントラクトとは日本語で「賢い契約」を意味し、取引条件と契約を同時に管理できるシステムになります。どういうことかよくわからないかと思うので、詳しく解説していきます。

スマートコントラクト(賢い契約)とは?

例えば、AさんはBさんから100万円で車を買ったとします。この契約内容を細かくみると、

・AさんはBさんに100万円送金する
・BさんはAさんに車を渡す

になります。一般的に契約書に記載する際はこの2つの項目を書き、不正や改ざんされないように印鑑やサインをしますよね。

これがいわゆる「一般的な契約」です。しかし「スマートコントラクト」は、この2つの契約項目をブロックチェーンに書き込んで管理してしまおうというものです。

仮想通貨の取引履歴や記録はすべてブロックというデータに書き込まれ、それが鎖のようにつながることによって高い安全性を保っています。つまりスマートコントラクトは「AさんはBさんに100万円送金する」という項目をブロックに記録すると同時に、「BさんはAさんに車を渡す」という契約内容も書き込みます。

そうすることによって、「100万円が送金されたら(条件)車を渡す(契約)」という条件と契約を一緒に管理することができるのです。これは画期的なシステムで、高い安全性と記録を半永久的に保存できるというメリットがあります。

このようにスマートコントラクトを利用しているイーサリアムは、将来性が期待できる仮想通貨だと言えますね。

イーサリアムの人気が高い理由は?

ここではイーサリアムがなぜこんなにも高い人気を誇っているのかについて見ていきます。

イーサリアムのチャートを見てみると、2017年ですでに24倍もの価格になっています。

出典:Crypto Currency Market Capitalizations

 
こうした急激に時価総額が上昇している背景には、スマートコントラスト以外にもマイクロソフトやインテルといった大手企業のプロジェクト参加があります。マイクロソフトなどのプロジェクト参加表明をうけて、イーサリアムの安全性や将来性が確信に変わっていったことが大きな要因となっているようです。

気になるイーサリアムが持つ魅力とは?

安全性の高い取引が魅力

ここまでイーサリアムの基本的な情報や仕組みについて見てきました。次にここでは、イーサリアムが持つ魅力として「より安全性の高い取引が可能」について見ていきましょう。

より安全性の高い取引が可能になる

イーサリアムは何度も紹介している「スマートコントラクト」によって、非常に安全性の高い取引が可能になっています。

スマートコントラクトが利用されることによって、過去に交わされた契約内容も半永久的に保存することが出来ます。契約の経緯や権利譲渡といった細かい契約内容も保存することが出来るので、高い信用性を持った仮想通貨だと言えますね。

ちなみにビットコインにはこうした技術はまだ開発されていないため、安全性や利便性を求める方はイーサリアムがおすすめです。

どんな人と相性が良いの?

ここでは、新しい技術を持つイーサリアムがどんな人に向いているのかについて考えていきます。ここまで紹介してきた内容を踏まえると、これから紹介する3つのタイプの人に向いていると言えます。

・安全性重視の方
・普段忙しい方
・今後大きく成長しそうな通貨をお探しの方

それぞれ見ていきましょう。

安全性重視の方

スマートコントラクトを基本的な仕組みとしているイーサリアムは、高い安全性を求めている方に向いている仮想通貨だと言えますね。

普段忙しい方

現在も大きく値上がりを続けているイーサリアムは、将来的に大きな価値を生む可能性があります。このことから、普段忙しいサラリーマンや自営業の方もイーサリアムを持っているだけで投資になると言えますね。

今後大きく成長しそうな通貨をお探しの方

先ほど2017年に入って既に価格が24倍にも大きくなっていると紹介しましたが、イーサリアムは今後まだまだ伸びてくる可能性が高いです。現に2018年末までにイーサリアムがビットコインを追い抜くのでは?という見解も発表もされているほどです。

今後大きく成長する可能性がある仮想通貨をお探しの方はイーサリアムがおすすめです。

始め方やコインの購入手順を大公開

イーサリアムの始め方や購入手順

次にイーサリアムの購入方法や始め方、イーサリアムを扱っているおすすめ取引所について見ていきましょう。

まずイーサリアムを購入するためには、取引所で口座開設を行い、そこで購入することになります。そこで初めにイーサリアムを扱っている取引所を紹介していきます。

イーサリアムを購入できる取引所とは?

2017年現在、日本でイーサリアムを購入できる取引所は、

・bitFlyer(ビットフライヤー)
・coincheck(コインチェック)

の2つになります。ちなみに今回はセキュリティが強く、資金力があるおすすめ取引所の「bitFlyer」を例に口座開設方法を紹介していきます。

0.まずこちらからbitflyerのトップページに行きます。

1. bitFlyerホームページ上の無料アカウント作成ボタンをクリック

2. メールアドレスを入力後に開設ボタンをクリックして「bitFlyerをはじめる」をクリック

3. 届くメールのURLから更に個人情報を登録する

4. 銀行口座情報を登録してアカウントクラスをアップグレードさせる

bitFlyerの口座は、たったの4つのステップで解説することができます。身分証明書などもネットでアップロードできるので、簡単に登録手続きを終えることが出来ますね。

取引所の口座を開設が完了すれば、あとは実際に買うだけです。そこで次では、具体的にイーサリアムの購入方法を見ていきましょう。

イーサリアムの購入方法は簡単?

bitFlyerでのイーサリアム購入方法は非常に簡単で、ログイン後左側メニューの「イーサリアム取引所」を開きます。ここでイーサリアムの数量を指定し「コインを買う」をクリックするだけで購入できてしまいます。

ちなみにbitFlyerでは、0.1ETH(約3,000円)から購入することができるので、少ない資金から投資を始めることが出来ます。さらにスマホからでも購入できるので、いつでも簡単にイーサリアムを買うことができますね。

bitFlyerについて詳しく知りたい方はこちら!



いかがでしたでしょうか?
イーサリアムは非常に注目度が高く、価格も日に日に大きくなっています。今後も上昇が予想されているイーサリアムをぜひ購入し、将来的な資産増加を目指してみませんか?