EOS価格高騰、プラス要因は新システム?

投票システムが導入されてから21%以上上昇しているEOS価格だが、ここ7日間ではなんと55%程高騰している。

EOS/USDは、5.3727付近で取引されていたが、今回の強気相場の影響を受けて6.5035という高い水準を確立した。

また、今回の価格上昇は長期的に計画された「EOS投票制度」の開始がプラス要因となっているようだ。

EOS投票制度とは、EOSプラットフォームに関する意思決定を民主的に行うことを可能にする新しいシステムのこと。

例えば、この投票制度をプロジェクト運営資金の割り当てに関する意思決定のために使用することができる。

現在EOSブロックチェーンには3,500万ドル(約39億円)相当のトークンを保有しているアカウントが存在し、この資金はEOSプロジェクトの開発費用へ割り当てられると定められている。

しかし、EOSチームはこの資金を実際にどのようにして明確に割り当てるか決定するシステムを構築していなかった。

今回採用された新しいシステムにより、このようなEOSプラットフォームにおける問題における意思決定が民主的に行えることが期待されている。

原典:「EOS Price Jumps on Referendum System Proposal, Gains 55% in 7 Days

ここまでの内容と考察

ここ一週間ほど価格が上昇していたEOS。

50%以上も価格が高騰した背景として投票システムに導入された事が関係しているようですね。

「第三次ブロックチェーン」として期待されているEOSプラットフォームは、大衆が簡単に使えるように構築されているそうです。

例えば、イーサリアム等の分散型プラットフォームでは、dApp(分散型アプリ)を使用するたびにユーザーは手数料を支払わなければなりません。

しかし、EOSを基盤とするdAppでは、ユーザーが手数料を払わなくても済むようにシステムが設計されています。

「分散化」と「大衆への普及」を常に念頭に置き、理論上だけではなく実践で使用できる分散型プラットフォームを構築するEOS。

今後どのようなdAppがEOSプラットフォームで登場するのでしょうか?

注目していきたいですね。