またしてもハッキング被害!?問われるEOSの「安全性」

EOS(イオス)を使った2つのギャンブルプラットフォームにハッキングの被害が発覚した。

4日間で26万ドルの被害!?

「DEOSGames(ディオスゲーム)」と「EOSBet(イオスベット)」のスマートコントラクトが過去4日間で被害総額26万ドル(約3000万円)にのぼるハッキングを受けていたのだ。

DEOSGamesは、1000ドル(約11万円)の獲得を繰り返す不審なアカウントを認識しており、これをストレステストとして今後に活かしていくという声明をTwitter上で発信してる。


また、EOSのDapps(分散型アプリケーション)の中でも最も取引高があるEOSBetは、ウェブサイト上で23600ドル(約264万円)が盗まれたことを発表していた。

デポジットの関数を悪用し、掛け金をデポジットしないまま正当な金額の賞金を受け取るシステムにしていたとされている。

原典:Two EOS Gambling Platforms Fall Prey to $260,000 Hack

ここまでの内容と考察

EOSの賭博プラットフォームがハッキングを受けたという今回のニュース。

これまでもEOS自体がブロックチェーンの脆弱性を度々指摘されてきており、改めてその安全性に疑問符がついた格好です。

また、ブロックチェーンゲームへのハッキングは今までもそこまでなかっただけに、Dappsのゲームをプレイしている人にとっては驚きや不安の声が上がっています。

シームレスなゲーム性を維持しつつ、今後はより一層安全性も考慮していく必要があるかもしれませんね。

取引所や分散型アプリへのハッキング続く中、これらの問題を解決するような何かいい方法はないのでしょうか。

サイバーセキュリティを含めた仮想通貨業界のトレンドに今後も注視していきたいところです。