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エルトン・マスク氏、再びツイッター詐欺被害に遭う!?
- 2018/8/26
- 仮想通貨の最新ニュース
Tesla(テスラ)社CEO兼共同創始者であるElon Musk(エルトン・マスク)氏がツイッター上で詐欺を繰り返す「ボット」の二度目となる被害に遭った。
ツイッターから「認証済み」の偽アカウント!?
詐欺ボットの手法はいたって単純だ。
著名人を装い高い利回りを約束する代わりに、ユーザーにウォレットアドレスに仮想通貨を送金するように促す。
このような手法が急激に増加したため、最近では著名人の多くが「仮想通貨を渡さない」とツイッターハンドルネームに明確に記している。
Here is a VCR (Vitalik Curated Registry) of all of my active social media accounts:https://t.co/oDWViPcy3hhttps://t.co/VRy3MjICIjhttps://t.co/owiClvuf42
There may be a few smaller ones but nothing mainstream. Everything else I either don't use or is a scam.
— Vitalik Non-giver of Ether (@VitalikButerin) 2018年7月5日
Musk氏が遭った被害でも同じような手法が使われた。
認証済みツイッターアカウントを持つMusk氏を偽るボットが、仮想通貨を無料配布するとツイート。
また、詐欺ボットはTeslaが組織再編成のためにビットコインとイーサリアム決済を「前進するステップの1つ」として導入すると、事実と全く異なるコメントをした。
今回の詐欺ボットによる被害がどの程度の影響を及ぼしたかは把握されていない。
しかし、ユーザーの1人は「人々からお金を盗んでいる」とMusk氏を非難。
また、他ユーザーはMusk氏を偽るユーザーが、どのようにしてツイッターから認証バッジを得られたのか疑問を投げかけている。
Musk氏に限らず、イーサリアム共同設立者であるVitalik Buterin(ビタリック・ブテリン)氏を含む、多くの著名人が被害に遭っているようだ。
また、偽アカウントがツイッターから認証されている場合があり、本物のアカウントと見極めるのが困難になっている。
このように詐欺ボットによる被害が日々増加する中、先月Binance(バイナンス)社を筆頭とする仮想通貨業界の著名人らが署名を行い、ツイッター社CEOであるJack Dorsey(ジャック・ドーシー)氏に署名簿を提出。
偽アカウントが一向に減らない現状に対して、ツイッター社を厳しく非難した。
しかし、未だ詐欺ボットによる被害が続いており、改善の見込みが現状ではないようだ。
原典:「Hackers Hijack Elon Musk’s Twitter, Offer ‘Free’ Cryptocurrency」
ここまでの内容と考察
未だ解決されない著名人を装ったツイッター上のボットによる被害。
このことについて、Musk氏は以前「誰が詐欺ボットを管理しているのか知りたい。すごいスキル!」と感嘆していました。
しかし、新規投資家を保護するためには詐欺ボットの取り締まりを厳しくする必要があります。
今後ツイッターがどのように対応するかに注目していきたいですね。