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ホワイトハッカーと開発者を繋げる次世代プラットフォーム「LAOCON」
- 2019/2/25
- 仮想通貨の最新ニュース
急成長しているセキュリティテスト市場で、日本人CEO率いるICOプロジェクトが頭角を現し始めている。
IoT、AI、ブロックチェーンなどを含める最新技術の発展に伴い情報システムに対する脅威やその種類が複雑さを増している昨今、安全性を保つために必要なコストや専門知識は計り知れない。
例えば、最近ではほとんどのIoT関連の企業はデバイスが「ハッキングを受けているかどうかすら検出できていない」、という衝撃の調査結果をジェマルト社が報告している。
そんな中、サイバーセキュリティのプロ集団である「ホワイトハッカー」にシステムのセキュリティテストを行なってもらえるような新たなサービスが誕生するようだ。
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エアードロップ実施中!サイバーセキュリティプロ集団と開発者を繋げる次世代プラットフォーム
2017年には1兆3,780億ドルが市場へ投じられており、2022年までには2兆3,191億ドルにまで拡大することが見込まれている、サイバーセキュリティ市場。
インターネットに繋がれるデバイスやクラウドを基盤とするアプリ増加により、サイバーセキュリティの必要性はかつてないほど高まっていると言えるだろう。
また、企業、デスクトップ、モバイル、ウェブ、およびクラウドアプリにおける世界的な「セキュリティテスト」市場は、「CAGR(年平均成長率)」が19.9%と報告されており、2020年までには市場規模が78億ドルに達すると予測されている。
そんな急成長の市場でシェアを獲得しようとする新興企業LAOCONは、開発者とホワイトハッカーを直接繋げるバグバウンティ(脆弱性懸賞金制度)プラットフォームを構築し、情報システムのサイバーセキュリティにおける「次世代のサービス」を提供することを目指すという。
それというのも、セキュリティテスト(脆弱性の診断や負荷の検証など)に貢献するホワイトハッカーへの報酬がトークンで支払われる同プラットフォームは、開発者が見落としがちなセキュリティの抜け穴やその他のバグをシステムから排除するのに役立つことが期待できる。
そのため、特に仮想通貨取引所をターゲットにするようなシステムの脆弱性を突いたハッキングが増加している最近、特に必要性が高まることが予想できるようなサービスだという。
同プラットフォームの具体的な利点には、以下の3つの利点があるようだ。
1.最新のサイバーセキュリティが安価で手に入る
2.サイバーセキュリティ専門要員を配置できる
3.グローバルなセキュリティに関する知識提供
プラットフォームのβ版は2月25日にリリースされており、今後はユーザーの声に耳を傾けながら「ユーザー経験」の改善に努め、製品リリース時にブロックチェーンを実装するようだ。
将来的には、同プラットフォーム上でのトークンのやり取りがブロックチェーン上に記録されるようになり、ホワイトハッカーの「評価材料」として使用されるという。
また、サイバーセキュリティにおいて世界基準でも先進的なシンガポールを拠点に選んだ同プロジェクトのCEOは、士業・上場企業勤務の顧客を対象とした資産構築コンサルティングの経験がある日本人の植松高臣氏が務める。
同氏は、アービトラージのシステム開発・運用をきっかけにブロックチェーン技術へ関心を持ち始め、昨年6月からLAOCONプロジェクトを始動したという。
尚、ICO専門の弁護士事務所「RESSOS」の協力を得て行われているトークンセールスは、(現段階では)今年3月終盤まで実施されるようだ。
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原典:LAOCON PLATFORM Accelerate innovation of cyberspace Version 1.0
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