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銀行ライセンスの取得か?米大手取引所Coinbaseが協議
- 2018/5/20
- 仮想通貨の最新ニュース
米国大手仮想通貨取引所「Coinbase(コインベース)」に新たな動きがある。
Coinbaseは銀行ライセンスの取得に向け、連邦規制当局と協議していることが18日にわかった。
はたして、Coinbaseが銀行ライセンスを取得する目的は何か。
まず銀行ライセンスを取得すると「資産保管サービス」と「決算サービス」を提供することができるので、これによってCoinbaseはサービスのさらなる向上が図れる。
また、銀行ライセンスを取得すると、規制の対応が簡単になる。
今まで各州で定められた規制にそれぞれ対応しなければならなかったが、連邦政府の規制に対応するだけで全ての州で仮想通貨の取引ができるようになるのだ。
また、連邦政府が保証する銀行口座を提供できるようになるため、より多くの投資家を呼び込める。
このように銀行ライセンスの取得は、多くのメリットを持ち、他の仮想通貨取引所と差別化ができる。
しかし、銀行ライセンスの取得は容易ではない。
銀行の監督権限がある米通貨監督庁のJoseph Otting(ジョセフ・オッティング)氏は、
「フィンテック企業が銀行ライセンスの取得を試みるも、取得に必要な条件が厳しく、途中で断念してしまう」
と述べている。
並みの企業では、銀行ライセンスの取得は難しい様子だ。
そんな米通貨監督庁は今月初旬、Coinbaseと協議をしている。
しかし、詳しい協議結果などについては、いまだ明らかにされていない。
はたして、Coinbaseは銀行ライセンスを取得できるのだろうか。
原点:「WSJ: Coinbase Spoke to U.S. Regulators About Acquiring Federal Banking License」
ここまでの内容と考察
いよいよ仮想通貨取引所が銀行化を目指すようになりました。
もし、Coinbaseが銀行ライセンスを取得できれば、米国内の大手仮想通貨取引所が続いて取得を試みる可能性もあります。
なので、Coinbaseの銀行ライセンス取得は、仮想通貨業界から注目が集まっています。
今後もCoinbaseのニュースに注目していきましょう。