バフェット氏、BTCバッシング再び

決まり文句炸裂！「ビットコインではなく、ブロックチェーン技術」

「ブロックチェーン技術は独創的で重要だが、ビットコインにはまったくユニークな価値がない…何も生み出さず、一日中それを見つめたり、コインが実際に出てきたりなんてことは起こらない。」

このように述べたのは、Berkshire Hathaway社チェアマン兼CEOである、ウォーレン・バフェット氏。

出典：Warren Buffett: ‘Bitcoin has no unique value at all’

同氏によると、ビットコインは「妄想」だという。

「自分よりも賢い人にビットコインやブロックチェーンについて尋ねた」という同氏は、BTCに関して以下のように述べた。

「人々はビットコインで生活が変えられるなんて期待を寄せている。限られた供給量を持つ方法を見つけ出し、コイン生成が徐々に難しく、また高価になるのは非常に独創的なことだ。しかし、機能が…一方、ブロックチェーン技術は(ビットコインに)依存しない。」

しかし、具体的なビットコインの重要性やそれと比較した法定通貨の優位性について説明しなかった。

BTCを批判し、ブロックチェーン技術に前向きな発言をするのは同氏だけではない。

出典：JP Morgan to launch its own cryptocurrencyからのスクリーンショット

最近独自のステーブルコインを発行したJPモルガンの最高経営責任者であるジェイミー・ダイモン氏は、ビットコインを「詐欺」と呼んでいる。

また、PwCのパートナーであるグエンサー・ドブラウツ氏は、ビットコインよりもブロックチェーン技術を推奨する利用について以下のように述べた。

「本当の焦点はブロックチェーンにあり、クリプトではない。もちろんそれは素晴らしいが、インターネットで例えると仮想通貨はヤフーでありグーグルではない。私たちはまだグーグルを見ていないと思う…仮想通貨全体の取引量は、依然として世界最大のファンドよりも少ない…私たちが業界にいることや、それを愛するだけでは意味ない。路上で誰かに仮想通貨が何か尋ねたら、”麻薬ディーラーが使うものだ”と答えるだろう。」

最近では金融大手もクリプト市場参入を表明しているが、果たしてビットコインはバフェット氏が示唆するように「妄想」なのだろうか。

原典：Warren Buffet: Bitcoin Is a ‘Delusion’ But Blockchain Is ‘Ingenious’

ここまでの内容と考察

バフェット氏がビットコインを批判したという、今回のニュース。

依然としてビットコインに悲観的な同氏ですが、「殺鼠剤」よりも「妄想」の方がまだ少しマシかもしれませんね。

次回のビットコインに関する同氏の発言に注目ですね！

今回の報道に関して、ツイッター上では以下のような声が挙げられていました。

「世界で最も使われている決まり文句が戻ってきた。”ビットコインが大嫌いだけど、ブロックチェーン技術が大好きです”- 2019年のバフェット氏。ダイモン氏も同じ様なことを2017に言っていた…そして彼はその後18ヶ月でどれほど遠くまで来たか見てみろ。 まだ希望はある。 変革には、教育と消費者向けアプリケーションが一斉に構築されることが必要だ。」

「バフェット氏は”理解しているものだけに投資するべき”という生涯の教えを私にくれた…しかし、彼はマイクロソフトとアマゾンの株を買わなかった男だ。…それでも、彼は成功した億万長者。 バフェットおじさんは、すぐに分かるようになるだろう。」

「彼は下がった時にビットコインを買うだろう。」

果たしてバフェット氏のビットコインに対する見解は正しいのでしょうか。

同氏が誰からブロックチェーン技術やビットコインに関して説明されたのかも気になりますね。

今後も、仮想通貨やブロックチェーン技術に関する著名人の発言に注目していきましょう！

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