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ついに開始!大手自動車メーカーBMWがブロックチェーンを本格活用へ
- 2018/5/10
- 仮想通貨の最新ニュース
大手自動車メーカーが、ブロックチェーンを駆使したサービスの展開を開始する。
世界的自動車企業であり、ドイツに拠点を構える「BMW(ビー・エム・ダブリュー)」社が、ベンチャー企業と共同で新規サービスを開始する事が発表された。
タッグを組むのは仮想通貨ベンチャーとして現在活躍中の「DOVE(ドーヴ)」社で、同社が開発した独自のシステム「DOV」を利用して共同事業を行うという。
今回彼らが画策しているのはずばり、リース・レンタル車両の走行距離の追跡だ。
BMW社製のリース・レンタル車両の走行距離をブロックチェーン技術を活用する形で計測し、それに応じてDOVE社独自の仮想通貨を配布する仕組みとなっている。
つまり走行距離が長ければ長いほど、それに応じて貰える通貨数が増えるというわけだ。
また今回の取り組みは、ドライバーの申告漏れにも対応すべく、細かな施策も施されている。
例えば、走行距離を申告して仮想通貨と引き換えるという行為そのものを、忙しさ等を理由に忘れてしまう可能性もあるだろう。
そうした可能性を未然に防ぐべく、DOV用のウォレットにリマインド機能を紐付け、定期的にドライバーに対して走行距離の申告を促す仕組みを導入している。
こうする事で、申告漏れで損をするリスクも減り、より多くの人に受け入れられるサービスの提供に繋がるというわけだ。
ユーザーに配慮した様々な工夫と施策を打ちながら臨床試験を開始するBMW社は、今後どのような一手を放つのだろうか。
彼らが変える自動車業界の未来と、それに付随する仮想通貨市場の変遷に注目が集まる。
ここまでの内容と考察
世界的自動車メーカーのBMW社が、新たにブロックチェーンを活かしたサービス展開を始めるという今回のニュース。
走行距離に応じて仮想通貨が貰えるとなれば、それだけ運転へのモチベーションにも繋がりそうですよね。
今後さらにこうしたサービスが広がっていけば、いわゆるシェアリングエコノミーの現代と相まって、シナジーを発揮しそうな予感がします。
自動車業界の将来にも、より広角なアンテナを張っていきましょう!