米国商品先物取引委員会(CFTC)会長、ブロックチェーン技術の必要性に言及

25日、米国商品先物取引委員会(CFTC)会長は聴聞会で、ブロックチェーン技術に対する関心を示した。

同会議ではLabCFTC(CFTCの研究機関)の今後の目標について議題が上がった。

その議題に対し、Christopher Giancarlo(クリストファー・ジャンカルロ)CFTC会長は、

「LabCFTCは、フィンテック市場における革新的なブロックチェーン技術を理解し、規制対応をすることが非常に重要なポイントである。」

と述べ、ブロックチェーン技術に対する積極的な姿勢を見せた。

またGiancarlo氏は、代理店とフィンテックイノベーターとの間で情報を共有するプロセスにブロックチェーンを活用する考えがあることも明らかにしている。

さらに、4年後にブロックチェーン技術を導入するという具体的な方針について言及し、その際にはテストを行う必要性があることも示唆した。

原典:「U.S. CFTC Chair: We Need to Test Blockchain Because We Are ‘Four Years Behind’

ここまでの内容と考察

このニュースは、米国商品先物取引委員会(CFTC)会長がブロックチェーン技術に積極的な姿勢を見せたというニュースでした。

今年2月に行われた米国証券取引委員会(SEC)とCFTCによる暗号通信に関する会議でも同会長は、

「金融機関をはじめとしたさまざまな機関において、ブロックチェーン技術の恩恵を受ける可能性がある」

と述べ、ブロックチェーン技術の可能性について言及しています。

このように以前からブロックチェーン技術に興味を示しているGiancarlo氏ですが、今後どのような動きをしていくのでしょうか?

この先のCFTCの動向に注目です!!