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ビットコインETF、SEC新執行役加入で実現の風向き加速か
- 2018/9/8
- 仮想通貨の最新ニュース
これまで幾度となく、その実現可能性について議論されてきた新時代の金融商品、「ビットコインETF」。
年内での取扱い開始は厳しいという声が高まり、2019年での承認が現実的かと思われていた同金融商品だが、ここに来て徐々に風向きが変わりつつあるようだ。
SECに新たな刺客?仮想通貨推奨派が保持する影響力はいかに
潮目が変わりつつある主要な理由として、米国の金融市場を取りまとめる機関である、「米国証券取引委員会(通称:SEC)」の新執行役に、仮想通貨推奨派であるElad Roisman(エラド・ロイズマン)氏が加入したという背景が挙げられる。
9月5日に正式にSECの主要ポストに付いた同氏は、これまでもフィンテック絡みの事業を支援するなど、最新技術に積極的な姿勢を見せている事に加え、過去に元SEC委員の顧問弁護士も務めた経験もあり、証券法を熟知する専門家としても知られている。
そんな彼は、加入先のSECについて、
「SECは、本来期待される効果が十分に発揮できているか否か、慎重に検証を重ねる必要があるだろう。
この観点については、昨今話題のデータ保護やサイバーセキュリティに代表される分野をはじめ、ICOやブロックチェーンといった新しい投資手段と技術の登場により、余計に意識する必要性が出てきた。
これまで以上に公正かつ透明性の高い方法で業務にあたる事で、明確さと確実性を市場と投資家にもたらし、市場参加者に責任を負わせる法律や規制を執行することが不可欠となるのではないか。」
と発言。仮想通貨を始めとした各種新技術・事象に対しては、全体的に前向きな姿勢を見せている。
エラド氏の加入により、一気に実現までのスピードが早まっているのではないかとまで言われ始めている、ビットコインETF。
彼が市場に与える影響力、その規模は図られ始めたばかりだ。
原典:Trump’s New SEC Hire Boosts Possibility of Bitcoin ETF
ここまでの内容と考察
2017年度末からその実現が噂され、都度話題には挙がりつつも、なかなか規制等の整備が進まずにいる、ビットコインETF。
今回の報道では、実現への大きな布石として、米国SECに仮想通貨推奨派の人間が加入したとの事でした。
諸々条件等がある中で、はたしてビットコインETFが具現化されるのはいつになるのでしょうか。
今後の市場の動向、特にビットコインETFのニュースからは目が離せません!