ブラジルとアルゼンチンのビットコインコミュニティがSegWit2xを非難

ブラジルとアルゼンチンのビットコインコミュニティがSegWit2xを非難

ブラジルとアルゼンチンのビットコインコミュニティが、ニューヨーク協定(NYA)によって締結されているSegWit2xハードフォークに反対する共同声明を発表した。

Bitsendal、Blinktrade、Coinkiteなどの南米に拠点を置くビットコインコミュニティが今回発表した声明では、NYA加盟国がビットコインの取引スピードを向上させる目的でSefWit2xを採用したことには同意している。

しかし、そのプロセスに対して強く批判した。

「NYAが、ビットコインのプロトコルを改善しようとしていることを信じているが、SegWit2xを実行するために取っている強硬的な手段には強く反対である。」

この声明の署名者たちは、ビットコインが将来的にはハードフォークによるアップデートが必要であるが、すべてのステークホルダーの合意を得た上で行う必要があることを強調している。

署名者たちは、

「きちんとしたハードフォークの計画を検討し、準備を入念に行った上でビットコインのハードフォークを行わなければならない。

これにより、ビットコインネットワークはブロックチェーンの分裂の危険性を最小限に抑えることができ、スムーズにビットコインの機能を拡充することができる。

ただ現在は、ビットコインのマイナーや開発者、ユーザーといったビットコインに関わる人々が、ビットコインを運営する力を強めるために、政治的な争いを行っている。

そんな無駄な争いでビットコインが分裂し、混乱に巻き込まれることは避けなければならいない。」

と語っている。

原典:「‘We Are All Part of Consensus’: Bitcoin Communities in Brazil and Argentina Condemn SegWit2x

ここまでの内容と考察

SegWit2xに対して、ブラジル、アルゼンチンのコミュニティが反対を発表したという内容ですが、大きな影響を与えることはなさそうです。

ただこれを機に、Segwit2xに対する反対の意見が続々と出てくる可能性はあります。ビットコインの開発者たちの意見を無視し、強硬的な手段でビットコインのハードフォークを行うSegWit2xですので、反対意見がでるのも仕方ありません。

一方で、複数の取引所がSegWit2xのサポートを表明しはじめているように、SegWit2xの実現は現実味を帯びてきています。実際、世界で3本の指に入る取引所bittrexがSegWit2xビットコインの先物を既に公開しています。

加えて、2日前に香港の大手仮想通貨取引所「OKEx」がSegWit2xの先物市場を開設。反対意見が出ようとも、マイナーたちの権力を使いSegWit2xは実現に向けて進んでいるということを表しているのではないでしょうか。

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