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規制当局が発表!オーストラリアのICOガイドラインが更新へ
- 2018/5/1
- 仮想通貨の最新ニュース
オーストラリア証券投資委員会(ASIC)のJohn price(ジョン・プライス)委員長は、シドニーで行われた、フィンテックのイベントで講演した。
そこで話されたのは、ICO(Initial Coin Offering)と仮想通貨についての規制ガイドラインの変更について。
ICOは仮想通貨を用いた資金調達方法なので、今回は仮想通貨寒辺の規制にメスを入れる事となった。
これについてprice氏は、
「ブロックチェーンやICOのような革新的なテクノロジーの発展は、私たちの社会に関わる金融商品やサービスに革新的な変化をもたらす可能性を占めている。しかし革命にはリスクがつきものだ。」
と発言し、リスク(詐欺や不正利用)回避の役割をASICが担うという。
また去年の10月にASICはICOのガイドラインを公式に発表しており、ここでもICOの詐欺やマネーロンダリングについての危険を示唆していた。
実際にICOは簡単に資金調達できる容易さから人気の資金調達方法となっているが、詐欺の件数はかなり多いのも事実。
そんなICOや仮想通貨についてprice氏は、
「仮想通貨やICOは長期的に社会の信頼を得て、より成熟した分野になる事で利益になる。」
と述べた。
ちなみにASICは現在仮想通貨の「税制やマネーロンダリング対策、決済手段、金融サービス」を決めるために他国の規制当局と協力しているという。
近年欧州やアジア米国では、仮想通貨について規制推進の動きを見せており、マネーロンダリング対策や顧客確認などの重要性を唱えるなど、急速にインフラが整っていく。
原典:「“With Revolution Comes Risk”: Australia’s Securities Regulator Updates ICO And Crypto Guidelines」
ここまでの内容と考察
オーストラリア証券投資委員会(ASIC)が仮想通貨についての税制をアップデートするということでした。
仮想通貨についての規制は各国によって異なりますが、オーストラリアは中国やインドのように厳しい規制を行っていません。それは仮想通貨がもたらす未来について期待している事伺えます。
ですので今回のアップデートでも厳しい規制は行われないと予想しますが、上記にもありましたように詐欺やマネーロンダリングの対策はきちんと行ってくると思います。
今回のオーストラリアのようにこれからますます仮想通貨のインフラが整っていくでしょう!仮想通貨を取り巻く各国の状況に見ていきましょう!