ミルン氏、BTCブロックチェーンが今後100年間続くことは「確実」

幾度ものハードフォークを乗り越え、ネットワークが正常に機能することや、新たな金融インフラとなる為の頑強なセキュリティ、また分散型ガバナンスが確立していることをここ10年で証明した、ビットコイン。

これを理由に、ビットコインがゴールドを代替する「デジタルゴールド」となると主張する人物も多い。

☞元JPモルガン執行役員、ビットコインは「デジタルゴールド」へ

そんな中、英国を拠点とする投資家・起業家アリスター・ミルン氏が、ビットコインは今後100年以上存在することが確かである唯一のパブリックブロックチェーンだと発言した。

ビットコインはこれからも生き残る唯一の「確かなもの」

出典:@alistairmilneからのスクリーンショット

ビットコインに関する強気発言で知られるデジタル・カーレンシー・ファンドのCIOである、ミルン氏。

BTCは「1.9万ドルまで売却しない」と公言する同氏によると、BTC価格は次回の強気市場で過去最高値を更新するという。

「ビットコインが再びATH(過去最高値)を超えない可能性は非常に低い。(過去のビットコインにおける)普及の波は、最後のものよりいつも一桁大きい。BTC保有者の価格期待は急激に上がる。」

また、市場が低迷している市場における「投資家心理」について、以下のように述べた。

「感情が変わるのには時間がかかる。 しかし、3000〜5000万人だけが仮想通貨を所有するのは業界の頂点ではないだろう。次回の強気市場では、どのパブリックブロックチェーンが今後100年間存続するかを決めるものとなる。(そのような仮想通貨は、)現時点では、ビットコインが唯一の確かなものであると信じている。」

さらに、同氏は機関投資家がビットコインを「ゴールド2.0」として考えていることや、一年以上蔓延る弱気市場でビットコインが「死んでいない」という事実がFOMOを引き起こす、と付け加えた。

(*FOMOとは、チャンスを逃すまいと焦り投資する心理状態のこと)

しかし、強気市場の到来が実際にいつになるのかについては言及しなかった。

ビットコインが再び過去最高値を更新すると主張するのは、同氏だけではない。

仮想通貨の格付けで知られるWeiss社は、2019年にビットコイン価格がそれを達成すると発表している。

☞Weiss社の2019年予想、BTC価格は「最高値更新」する!?

機関投資家の市場参入やビットコインETF申請の承認が定かでない中、今後のBTC市場の動きに注目が集まる。

原典:Alistair Milne: Bitcoin Is Only Public Blockchain Certain to Last for Next 100 Years

ここまでの内容と考察

ビットコインは今後100年以上存在することが確かである唯一のパブリックブロックチェーンだと投資家・起業家ミルン氏が主張したという、今回のニュース。

100年先のことについては誰にも分かりませんが、現在米規制当局が検討しているビットコインETFや先物取引を踏まえると、次の強気市場を引っ張っていくのはやはりビットコインかも知れませんね。

ちなみにですが、モルガンクリークのCEOは今後10年間で20倍のリターンをビットコイン投資で得られる、と発言しています。

「今後10年間で、お金を20倍以上に増やすことができると思う。 本当にそう思う。 (ビットコインは)不釣り合いのリターンを期待できる数少ない資産クラスの1つだ。1年間という時間で考えるとそれは難しいと思う。」

☞モルガンクリークCEO、ビットコインで「20倍リターン」を得られる!?

果たして次の強気市場の到来は「いつ」になるでしょうか。

俗に言われる「Crypto Winter」はすぐに終わらないと見られていますが、市場転換の「シグナル」を見逃さないようにしていきたいですね!

▼Pickupニュース▼

BCH奨励家コブラ、ビットコインキャッシュは「死んだ」

銀行ビジネスは終わり!?仮想通貨がもたらす4つのグローバル変革

韓国取引所Coinnest、間違ってBTC500万ドル分をエアードロップ

BCH奨励家コブラ、ビットコインキャッシュは「死んだ」

米アナリスト、年内にビットコインETFが承認される「チャンスなし

ユーザーのKYC情報がダークネットで売られている、バイナンスも

米政府機関閉鎖、気になるビットコインETFへの影響は?