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「銀行を自分のポケットに。」次世代ウォレットVivusPay誕生!
- 2018/9/18
- 仮想通貨の最新ニュース
次世代のモバイルウォレット「VivusPay(ヴィバス・ペイ)」について、イスラエル発ブロックチェーンプロジェクト「Optheirum(オプシリアム)」が公式サイトより発表した。その内容は以下の通り。
大陸を越えて日々行われている国際決済。
従来の送金方法は時間や手数料がかかると言われているが、本当に問題はそれらだけだろうか。
例えば、中央集権型のデータベースを使用しているため、ハッキングに対するセキュリティが「脆弱」という大きな課題がある。
簡単なパスワードやバイオメトリックデータなどの個人情報は、中央集権型の機関によって管理され、それらは知らず知らずの内に複製されたり、他の場所へ移動されてしまうこともある。
これらのような問題は、法定通貨に限ることではなく仮想通貨にも同様なことが言えるだろう。
次世代ウォレット「VivusPay」誕生
「VivusPay」は、現存する送金・決済の問題を解決するモバイルウォレットだ。
Optherium Labsによって開発された同アプリは、商標登録された「MultiDecentralized Private Blockchains」という技術を基盤とし、スピード、効率性、セキュリティがグローバル規模で結集された業界初の新製品。
高度なセキュリティ対策が施されているだけではなく、仮想通貨を有効的、効率的、そして安全に送金することが可能だ。
B2Bで行われるような多額な金額の送金から、コーヒを購入するような日常的な決済まで、同アプリによって簡単に出来てしまう。
まさに、仮想通貨業界から現実世界への橋渡しをする絶対的な「ゲームチェンジャー」と言えるだろう。
同アプリには、以下のような機能が搭載されている。
-仮想通貨から法定通貨への交換、決済手段、取引処理能力
QRコード、またはバイオメトリックデータによる決済を容易にする。「Optherium Mastercard」を使用することで、店舗における仮想通貨決済が可能。また、瞬時に仮想通貨と法定通貨を交換し、ATMから引き出せる。さらに、同アプリは1秒間に100,000件の取引を処理することができる。
-ダイナミックバイオメトリクス
特許取得済みのダイナミックバイオメトリクス技術により、暗号化されたバイオメトリックテンプレート(音声、顔の動き、指紋、網膜など)を確立できる。
-秘密鍵回復サービス
スマホを紛失したり盗まれたりしても、ダイナミックバイオメトリクスを含む「マルチファクタ検証」を通じてVivusPayにアクセスできる。
-MultiDecentralized Private Blockchain Security
個人情報等のデータは、複数のプライベートブロックチェーンに格納されている。すなわち、ハッキングされる可能性のある中央集権型のデータベースは存在しない。
-KYC
KYCサービスは、ユーザーの身元を確認した後、他のOptheriumエコシステム上のサービスまたはプラットフォームと連携する際に、ユーザーの身元を確認するための存在証明を提供することができる。
-White label
詐欺のリスクを伴わずに顧客のセキュリティと暗号化サービスを強化したいと考えている企業は、Optheriumをウォレットのプロバイダーとして検討することができる。
同アプリの開発を手掛けるOptheriumチームには、財務分野と技術分野の両方に経験豊富なメンバーが集結。同社CEOであるSerge Beck(サージ・ベック)氏は、Bear Stearns、HSBC Bank、Meryl Lynchにおける15年以上のエンジニア経験を持っている。
また、Roman Kaganov(ローマン・カガノブ)氏は、ロシア最大級の銀行であるSberbankやGazprombankと共に、スマートコントラクトやブロックチェーン技術開発に携わってきた人物だ。
原典:Be Your Own Bank! VivusPay Is Just The First Taste Of The Optherium Ecosystem