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ビットコインの手数料を比較!売買や換金にかかるコストを徹底解説
- 2017/10/5
- ビットコインについて
気になる!ビットコインの手数料を徹底比較!
最近さまざまなメディアで取り上げられるようになってきたビットコインですが、「ビットコインを購入してみよう!」という方や、「買ってみた!」という方も増えてきたようです。
ただ、ビットコインを購入するときに気になるのが、手数料やコストの面だと思います。ビットコインの価格が上がるといっても、手数料が高く、手数料のせいで利益が大きく減ってしまうということだと意味がないですよね。
そこで、様々な仮想通貨を保持している管理人が、ビットコイン購入の際に気になる「手数料」についてご紹介していきたいと思います。
それではまず、手数料を比較する取引所を見ていきましょう!
比較する取引所一覧
まずは、今回手数料を比較するビットコイン取引所を簡単にご紹介したいと思います!
ここでは6種類のビットコイン取引所をピックアップし手数料を見ていきます。
ビットフライヤー(bitFlyer)
一つ目は「ビットフライヤー(bitFlyer)」 です。bitFlyerは、ビットコイン取引量、ユーザー数、資本金のどれをとっても日本一のビットコイン取引所です。現状、日本国内においては最大手のビットコイン取引所と言えますね。
2017年の1月で3周年を迎えるなど着実に実績を積み上げています。
コインチェック(Coincheck)
2つ目は「コインチェック(Coincheck)」です。CoincheckはbitFlyerに次ぐ国内2位のビットコイン取引所になります。
ビットコイン取引所の中でも、操作性が簡単で圧倒的に見やすいという点の評判が良く、初心者におすすめの取引所です!
どこのビットコイン取引所も簡単な操作性のサイトやアプリを運営しているのですが、その中でも操作しやすいということで人気を博しています。Coincheckのもう一つの特徴は、ビットコイン以外の仮想通貨もたくさん取り扱っている点があげられます。
ザイフ(Zaif)
3つ目が「ザイフ(Zaif)」です。Zaifは「テックビューロ株式会社」という会社が運営するビットコイン取引所で、2014年にEtwingsというビットコイン取引所を買収する形で運営が始まりました。
Zaifは、国内で初めて、仮想通貨間の取引を扱ったビットコイン取引所で、積立型のコイン購入やトークンエコノミーと呼ばれるあらゆる価値をトークン化し、経済圏を作るという社会実験を行うなど面白い企画が多いことが特徴です。
Bitbank
4つ目が「Bitbank」です。bitbankにはbitbankトレードとbitbank.ccの二種類のビットコイン取引所があります。bitbankトレードは主にレバレッジを利かせたビットコインFXトレードができるのですが、今回は現物のビットコイン並びにアルトコインを取り扱うbitbank.CCを取り上げていきたいと思います!
BITPOINT
5つ目が「BITPoint」です。BITPointは東証マザーズに上場しているリミックスポイントという会社の完全子会社です。
上場しているということで企業としての信頼感がありますね。ここでは、円でビットコインを買って、ビットコインを売ってドルで保有するなど、バラエティに富んだ取引方法ができることが魅力のビットコイン取引所です。
みんなのビットコイン
最後6つ目が「みんなのビットコイン」です。こちらは「みんなのFX」という実績あるFX証券会社が運営しており、そこが新たにビットコインに参入したとして注目されているのです。
後ほど詳しく見ていきたいと思いますが、みんなのビットコインは手数料がほとんど無料であることでも注目を集めているビットコイン取引所です。無料だと嬉しいですよね!
今回は、この6つの取引所について手数料を一緒に見ていきたいと思います!
ビットコインの入出金にかかる手数料はこちら
ここからはビットコインの入出金にかかる手数料について取り上げていきたいと思います!
ここでの入出金とは、日本円ではなく「ビットコイン」の入出金についてです。
出金 | 入金 | |
---|---|---|
birFlyer | 0.0005BTC | 無料 |
Coincheck | 0.0005BTC | 無料 |
Zaif | 0.0005BTC | 無料 |
bitbank | 0.001BTC | 無料 |
BITpoint | 無料 | 無料 |
みんなのビットコイン | 無料 | 無料 |
ビットコインの入出金にかかる手数料については、ほとんど心配しなくて良いようですね。
どこのビットコイン取引所においても手数料はほぼ無料に近いですね。
手数料が従来の銀行よりも安い仕組みだからこそ注目されているのが、ビットコインなので当然ですね!
その恩恵を一番受けるのが、ビットコインをやり取りするときでしょう。
では次に、ビットコイン購入時や換金時にかかる手数料はどうなのでしょうか?
一緒に見ていきましょう!
購入時や換金時にかかるコストとは?
では、購入時の手数料や換金時の手数料について見ていきましょう。
各ビットコイン取引所の手数料は、下のようになっています。
購入時 | 売却時 | |
---|---|---|
birfFlyer | 0.01%~0.15% | 0.01%~0.15% |
Coincheck | 無料 | 無料 |
Zaif | -0.01% | -0.01% |
bitbank | ー0.05~0.05% | ー0.05~0.05% |
BITpoint | 無料 | 無料 |
みんなのビットコイン | 無料 | 無料 |
このように手数料を見ていくと、大きな手数料の差はないように見えます。
ただ、他の取引所の手数料と違い、マイナスの手数料となっているZaifとbitbankは、気になりますね!
通常、手数料はサービスを利用する対価として「支払う」ものですが、この2つのビットコイン取引所で取引すると手数料が逆にもらえるのです!
ただし注文方法によっては手数料をもらえない場合がありますので、注意が必要ですので、条件を見ていきましょう。
まず、注文の方法には「指値」と「成行」の2種類があります。指値は、〇〇円で買うもしくは売る、というように値段を指定して売買する注文方法です。
毎秒注文内容が変化する中で指定した金額と他の注文の価格が合致すれば取引が成立し、通常この際に手数料を支払うことになります。
「成行」は、時価で売買する注文方法です。「いくらでもいいから今買いたい!/売りたい」という注文で、注文とほぼ同時に取引が成立し手数料も同時に発生します。
Zaifは、このいずれの注文方法で取引が成立しても、支払う代わりに手数料がもらえます。
一方、bitbankは、指値注文の際に手数料をもらえるのですが、成り行き注文の際は手数料を支払うことになります。
マイナス手数料という、逆に手数料がもらえるというのは、メリットの一つなので目を引きますね!
気になるビットコインを現金化する際の税金とは?
さて、手数料の他にかかるコストである「税金」についてご紹介していきたいと思います。
今までビットコインに関わる税制は、専門家の中でも意見が分かれており、実際にどんな税が適応されるかは、申告してみないと分からない状態でした。
ただ、最近ひとまず統一された意見が出ましたので、ここでご紹介したいと思います。
いつビットコインに税金がかかるかというと、ビットコインを売買して利益が出た瞬間です。
またビットコインにかかる課税方法は「総合課税」になります。総合課税は1年間の総所得(給与やビットコインで得た利益すべて)に対して課される課税方法で、その所得に応じて課税率が変わります。
課税対象の所得金額(課税所得額) | 税率 | 控除額 |
---|---|---|
195万円以下 | 5% | 0円 |
195万円~330万円以下 | 10% | 97,500円 |
330万円~695万円以下 | 20% | 427,500円 |
695万円~900万円以下 | 23% | 636,000円 |
900万円~1,800万円以下 | 33% | 1,536,000円 |
1,800万円~4,000万円以下 | 40% | 2,796,000円 |
4,000万円以上 | 45% | 4,796,000円 |
ちなみに所得区分は、金融庁が正式に「雑所得」になると発表しました。
国税庁は、
「上場株式の売買により発生した損失は、将来3年間に渡って繰り越し、将来発生した利益から控除することが認められている。ただし、今回ビットコインは雑所得に区分されるため、その年度で発生した損失の将来への繰り越しは認められず、将来ビットコインで利益が発生したとしても過去の損失と相殺することはできない。」
と明らかにしており、税制上株式などの売買益とビットコインの売買益とは完全に分けられることとなりました。
国税庁が雑所得として取扱う、と表明するより前は、「譲渡所得」と考えられていたケースが多かったのですが、今後は明確に「雑所得」として扱われますので、インターネットなどで調査される際は、情報が古いものに惑わされないようにご注意ください。
ちなみに当サイトにはビットコインに課せられる税金の最新情報や節税方法についてまとめている記事もあります。実際に金融庁に問い合わせた内容も記載しているので、気になる方はチェックしてみて下さいね!
コストが低いおすすめ取引所はここ!
最後に、管理人おすすめのビットコイン取引所をご紹介してまとめとさせていただきたいと思います。
まず、手数料の安さで選ぶなら、やはりマイナス手数料が適用されるビットコイン取引所を選ぶのがいいのではないでしょうか?
そうなると取引をした際に手数料がもらえる、「Zaif」が圧倒的におすすめです!
Zaifは、マイナス手数料の制度をとっていましたよね。ビットコインを売買するだけで手数料としてビットコインがもらえるため、手数料で選ぶならZaifになると思います。成行でも指値でも買っても売ってもマイナス手数料が適用されるのはZaifだけの特権です。
他に、手数料の安さという点でビットコイン取引所を選ぶなら、bitbank.ccですね。
先ほど見たように、指値注文であれば、bitbank.ccなら手数料がもらえます。
手数料が安いビットコイン取引所が良くて、指値注文を中心に行う予定の方には、bitbank.ccもおすすめです!
また、ビットコインだけではなく、モナコインやネムコインなどのアルトコインも取り扱っています。NEMの取り扱いもZaifが先駆者的な存在です。
また、手数料という基準ではなく、様々な仮想通貨に投資してみたいというか方は、Coincheckもおすすめです。Coincheckでは現在、ビットコインも含めて12種類の仮想通貨を取り扱っています。
ビットコインだけではなく、いろいろな仮想通貨を購入してみたい方はCoincheckがおすすめです。
個人的にはマイナスの手数料が今後もずっと続くとは思えないので、いくつかのビットコイン取引所に登録してみて、今回ご紹介した手数料以外の点も見てみるのもいいかもしれませんね!
当サイトには今回紹介したザイフを含む、ビットコイン取引所の総ランキングを紹介している記事もありますので興味がある方はこちらをどうぞ。