- Home
- おすすめのビットコインデビットカードを徹底比較!
おすすめのビットコインデビットカードを徹底比較!
- 2017/12/20
- ビットコインについて
使える!ビットコイン対応のおすすめデビットカードは?
今回はビットコインで決済ができるおすすめデビットカードについて見ていきます!
「どのデビットカードがおすすめなの?」
「それぞれメリット・デメリットや手数料ってどうなの?」
ビットコインが使えるデビットカードをお探しの方はこのような疑問を抱いているかと思います。ビットコインは今や世界中で利用することができ、ビットコインに対応しているデビットカードならVISAやMasterCard加盟店舗で利用できるのです。
そこで今回は、ビットコインに対応している4種類のおすすめデビットカードを一挙大公開していきます!気になるビットコインの税金や管理人イチオシデビットカードも紹介しているので是非チェックしてみてくださいね。
では早速おすすめのビットコインデビットカードを比較していきましょう!
目次
国内で人気があるおすすめビットコインカード4選を比較!
今回はビットコインに対応しているデビットカードの中でも、特に便利に使えるビットコインデビットカードを4種類ピックアップしてみました。
日本で発行されたデビットカードや海外発行のもの、ビットコインをチャージして使うカードやウォレットから直接引き落とされるカードなど、それぞれメリット・デメリットがありますので見ていきましょう!
最も人気がある「VANDLE CARD」
まず初めに見ていくおすすめのビットコインデビットカードは「VANDLE CARD(バンドルカード)」です。
バンドルカードは日本で発行されているビットコインデビットカードで、世界中のVISA加盟店で利用することが出来ます。
また国内の大手取引所「coincheck(コインチェック)」と提携しており、coincheckにビットコインを入れておくとすぐにチャージすることができるので便利ですね。
バンドルカードのメリット
そんな国内で発行されているバンドルカードのメリットは、カード登録も使うのもわかりやすく、安心できるという点です。数あるビットコインデビットカードの中でも国内発行のデビットカードは少ないので、とりあえず簡単にデビットカードを使ってみたいという方に特におすすめだと言えますね。
アカウントの登録には本人確認証が必要なく、スマホでバンドルカードのアプリをダウンロードするだけで簡単に登録することができます。お店で使えるリアルカードを作るためには300円の発行手数料が必要ですが、全て日本語ですので安心して作ることができますね!
そんなバンドルカードの手数料について表にまとめてみました。
項目 | 手数料 |
---|---|
発行手数料 | 300円 |
年間維持費 | 4か月間無料(以降100円/月) |
海外での利用 | 1回ごとに4.5% |
ATMでの引き出し手数料 | 無料 |
国内のデビットカードなので国内での利用はもちろん無料ですが、海外のVISA加盟店で利用する場合は1回につき4.5ドル(約500円)かかってしまうので注意が必要です。
バンドルカードのデメリット
バンドルカードのデメリットはビットコインが日本円表記でチャージされるので、チャージした瞬間に課税対象になってしまうということです。
ビットコイン投資にかかる税金は「日本円」に換金(利益確定)しなければ税金がかかりませんが、バンドルカードの場合はチャージする際に日本円にするので課税対象になるようです。
またビットコインをチャージできる金額には上限があり、1回当たりの上限が30,000円、月間のチャージ上限は120,000円。そしてカード残高の上限は100,000円となっているので大金での買い物、チャージはできないのもデメリットと言えますね。
発行枚数が多い最大規模の「Wirexカード」
次に紹介するのは、3000万枚以上発行されている人気ビットコインデビットカード「Wirex(ワイレックス)カード」です。
Wirexカードはイギリスの会社が経営しており、「ドル」「ユーロ」「ポンド」建てで利用することができます。
そしてビットコインデビットカードの中では唯一MasterCard加盟店でも利用することができ、VISAとMasterCardの両方で決済することができます。
そんなWirexカードは、Wirexのウォレットにビットコインを送金するだけで利用することが出来ます。また世界中に多くの利用者がいるだけあって対応言語も多く、日本語にも対応しているのですぐに作成、使用することができると言えますね。
Wirexカードのメリット
最も人気のあるビットコインデビットカード「Wirex」には、「海外での利用なら手数料が無料」と「限度額が高い」というメリットがあります。
Wirexカードでは海外での買い物に手数料がかかりません。というのも、先ほど触れましたドルとユーロ、ポンドのいずれかで買い物を行えば手数料がかかりません。つまり、海外旅行で「日本円」から両替するよりも随分お得になるんです。
またwirexカードは限度額が無制限。一回の利用限度額(ATMの引き出し額には上限があります)も残高限度額も特に制限がないので、大きな額のビットコインを利用する場合やチャージする場合でも気にせず利用することが出来ますね。
ちなみにWirexカードはビットコイン以外にも約37種類もの仮想通貨に対応しているので、ビットコイン以外を利用したい、または管理したい方にもピッタリです。
Wirexカードのデメリット
Wirexカードのデメリットは、「手続きがやや面倒」と「様々な手数料がかかる」ことです。
日本語に対応はしていますが元々海外のデビットカードなので、カード発行に約2週間かかってしまいます。そしてATM引き出し上限の解除に身分証明書と住所確認できるものの英訳版が必要となるので、やや手続きが面倒くさいというデメリットがあります。
またWirexカードは様々な手数料がかかるというデメリットもあります。
例えばカードの発行に17ドル(約2,000円)もかかってしまったり、口座維持のためのSMS通知代が月間1ドル(約110円)もかかってしまいます。
項目 | 手数料 |
---|---|
発行手数料 | $17 |
年間維持費 | $12 |
日本円での利用 | 1回ごとに3% |
ATMでの引き出し手数料 | $3.5 |
ただ海外のビットコインデビットカードは大体このような手数料はかかってしまいますし、むしろ利便性が抜群に高いのでそこまで気にすることでもないかと思います。
また、2017年10月20日に金融事業全般を日本国内で展開するSBIホールディングスと合弁会社を設立することが発表されました。時価総額ランキング3位のリップル普及に密接に関係しているSBIは、取引所運営や仮想通貨にかかわる人材育成、ICOプラットフォームの運営など仮想通貨事業に力を入れています。
Wirexは、有名な企業であるSBIと組むことで、より良いデビットカードのサービスを出してくれるようになるのではないでしょうか。
強固なセキュリティが特徴の「xapoデビットカード」
3つ目の紹介するおすすめビットコインデビットカードは「xapo(ザポ)カード」になります。
xapoカードは海外の大手ビットコインのウォレットサービス、そしてデビットカードサービスを提供している会社で、対応通貨は「ドル」「ユーロ」「ポンド」の3種類となっています。またxapoカードは世界で最初に誕生したビットコインデビットカードとして、多くの利用者を抱えるデビットカードでもあります。
xapoカードのメリット
xapoカードの最も大きなメリットは、何といってもセキュリティがとても高いことです。
xapoカードのセキュリティは「軍用レベルに高い」とも言われており、最新の暗号技術を使ってオフラインでもストレージを管理できるシステムを採用しています。また複雑なセキュリティシステムを何重にも用意してあるので、外部からのハッキングリスクを大幅に抑えることが出来ますね。
ビットコイン対応のデビットカードがほしいけど、セキュリティが気になる方はxapoカードがピッタリでしょう!
xapoカードのデメリット
xapoカードのデメリットは、「日本語に対応していない」と「手数料がかかる」という点です。
xapoカードは海外のデビットカードなので、登録や説明が全て英語表記となっています。登録自体はそれほど難しくありませんが、英語に自信がない方や慣れていない方には少し難しいかもしれません。
そして手数料もかかってしまいます。Wirexカードのように、発行手数料や年間使用料、そしてATM利用手数料など様々な場面でかかってしまうのが気になるかもしれません。
項目 | 手数料 |
---|---|
発行手数料 | $20 |
年間維持費 | $12(1年目は無料) |
日本円での利用 | 1回ごとに3% |
ATMでの引き出し手数料 | $3.5 |
ほとんどWirexカードと同じような金額ですが、xapoカードは発行に最大で1か月かかる場合もあるようです。しかしセキュリティも高く、安心して利用できるので安全性を重視する方はxapoカードがおすすめだと言えますね。
ビットコインのウォレットと連携をしている「SHIFT」
最後に紹介するビットコイン対応のデビットカードは「SHIFT(シフト)カード」です。
SHIFTカードはアメリカの大手ウォレットサービス会社「Coinbase(コインベース)」が運営しているデビットカードで、Coinbaseや「Dwolla(ドワラ)」といったウォレットと連動させることによって利用することができます。
SHIFTカードは全国のVISA加盟店で利用することができ、実際にカフェやレストランで利用することができるそうです。
SHIFTカードのメリット
SHIFTカードのメリットは、手数料が他のデビットカードに比べて安いことです。
SHIFTカードの発行は10ドルと格安で、年間維持費もかからないので余計なコストを抑えてお得に利用することが出来ますね。
項目 | 手数料 |
---|---|
発行手数料 | $10 |
年間維持費 | 無料 |
日本円での利用 | 1回ごとに3% |
ATMでの引き出し手数料 | $2.5 |
国外での利用やATM使用時の手数料は他の海外デビットカードと大差はありませんが、コストを抑えたい方にはピッタリですね。
SHIFTカードのデメリット
SHIFTカードの決定的なデメリットは日本人には利用できないという点です。
どういうことかと言いますと、SHIFTカードと連動させるcoinbaseの登録にはアメリカの口座が必要となっており、日本人ではその口座が作れません。
つまり現状SHIFTカードはアメリカ国民しか利用できず、しかも50州のうち利用できるのは45州のみとなっています。しかしこの点はビットコインの普及とともに改善される方向で進んでおり、近いうちに日本でも利用できるようになるそうです。
今のところアメリカでしか利用できませんが、手数料などのコストを抑えることが出来るのでかなりお得なビットコインデビットカードだと言えますね。
脱税になる?デビットカードの利用についての税金
ここでは気になるビットコインにかかる税金について見ていこうと思います。
ビットコインで得た利益に対しては「総合課税」が適応されます。総合課税というのは、1年間で得た所得(給与やビットコインで得た利益)を全部合算し、その総所得に応じて税率が変わる課税方法です。
こちらに総所得に応じてどのくらいの税率が課されるのかを表にまとめてみました。
課税対象の所得金額(課税所得額) | 税率 | 控除額 |
---|---|---|
195万円以下 | 5% | 0円 |
195万円~330万円以下 | 10% | 97,500円 |
330万円~695万円以下 | 20% | 427,500円 |
695万円~900万円以下 | 23% | 636,000円 |
900万円~1,800万円以下 | 33% | 1,536,000円 |
1,800万円~4,000万円以下 | 40% | 2,796,000円 |
4,000万円以上 | 45% | 4,796,000円 |
このように総合課税が適応されるビットコインは利益を出せば出すほど税金も高くなるので注意が必要ですね。
ちなみにビットコインの所得区分は、9月6日に金融庁のタックスアンサーで「雑所得」と正式発表されました。以前まで「雑所得」と「譲渡所得」のどちらかだと言われており、曖昧だったのですが正式に雑所得に決まりました。
ちなみに「譲渡所得」だったら50万円の特別控除枠が設けられていました。つまり50万円以内の利益なら課税対象にならなかったのですが、「雑所得」はビットコインで得た利益全てが課税対象となってしまいます。
正式に「雑所得」となった以上しっかりビットコインの損益を把握しておく必要がありますので、注意しておきましょう!
ちなみにビットコインの課税タイミングは日本円に換金(利益確定)した瞬間になります。つまりビットコインを日本円に換金せずに保有する、もしくはビットコインのまま利用すれば税金はかからないということになります。
その点、今回紹介してきたデビットカードの利用は有効な税金対策とも言えます。保有しているビットコインをデビットカードにチャージし、ビットコインのまま利用できるので税金を払いたくない方にはピッタリではないでしょうか?
ただはじめに紹介した「VANDLEカード」だけはビットコインのチャージ時に日本円として表記されてしまうので、その瞬間に課税されていると金融庁も言っていましたので気をつけましょう。
日本人が利用できるビットコインデビットカードはこれ!
ここまで国内・海外のおすすめデビットカードやビットコインに課される税金について見てきましたが、実は全てのデビットカードが利用できるわけではありません。9月より、Wirexやxapoをはじめとする海外のビットコインデビットカードは日本人には利用できなくなってしまいました。
現段階で日本人が利用できるビットコインデビットカードは非常に数が少なくなっており、先ほど触れました「VANDLEカード」の他にも、「TandT VISAデビットカード」や台湾発の「BitoEx VISAデビットカード」などがあります。
この中で一番使い勝手が良いのは、やはりVANDLEカードです。
coincheckと連携しているVANDLEカードは、セキュリティにも優れており、日本人でも使いやすいと評判がありますのでVANDLEカードを作成してみてはいかがでしょうか?
ちなみに当サイトにはビットコイン決済が利用できる店舗についてまとめた記事もありますので、興味がある方はこちら!