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TwitterのCEO「仮想通貨は決済において本質的な通貨である」
- 2018/5/18
- 仮想通貨の最新ニュース
TwitterのCEOを務めるJack Dorsey(ジャック・ドーシー)氏が、仮想通貨は決済において本質的な通貨であるとして、改めて仮想通貨に対して強気な見方を示した。
ニューヨークで開かれている仮想通貨やブロックチェーンに関する世界最大級の会議「コンセンサス2018」においてDorsey氏は、
「この技術は、私たちを新たな未来へと導くための基盤となる技術であり、さまざまな恩恵を与えてくれるだろう。
そのために私たちがやらねばならないことは、規制当局やSEC(アメリカ証券取引委員会)になぜこの技術が重要なのかを伝えていくことだ。」
と述べた。
またDorsey氏が2009年に設立した「Square Inc(スクエア)」はモバイル決済サービスを手掛ける企業で、2014年にビットコインの導入に成功。
今年2月にはほぼ全てのユーザーがビットコインを決済に利用できるようにしたという。
しかし、Squareの誰もがDorsey氏の思いに共感しているわけではない。
取締役会の一部には仮想通貨に対して否定的な意見もあり、Dorsey氏は、
「この動きは会社内でかなりの物議をかもした。」
と述べた。最近Dorsey氏は、ビットコインが10年以内に世界の単一通貨になると発言していた。
「世界は最終的に単一の通貨を持ち、インターネットも単一の通貨を持つ。
そして、おそれらくそれはビットコインだろう。確かに今のビットコインは、スピードも遅くコストも高いが、より多くの人が持つようになればその問題も解消される。」
とコメントしている。
原典:「Twitter CEO Jack Dorsey Reaffirms Bullish Future on Bitcoin, Crypto as Global Payment」
ここまでの内容と考察
TwitterのCEOであるJack Dorsey氏が、仮想通貨への楽観的な見方を改めて示したという今回のニュース。
さまざまな起業家や投資家、金融関係者が仮想通貨に対してそれぞれの見解を発表し、ビットコインはそのうち崩壊すると語る人もいる中で、Dorsey氏はこれまで通りビットコインをはじめとした仮想通貨を強力に推していることを伺わせる内容といえます。
仮想通貨は確実に広がりをみせています。しかし、それが、シリコンバレーや大手企業のさらなる巨万の富につながるだけではなく、Dorsey氏が語るように一般の人々が利益を享受できるところまでのものとなるのか、そしてそれは近い将来に達成されるのかが重要なポイントになってくるでしょう。
仮想通貨の将来にますます注目です。