ニューヨーク州議会に仮想通貨調査委員会を設置か!?

ニューヨーク州議会に仮想通貨対策委員会を設置か!?

5月30日に、ニューヨーク州議会で仮想通貨調査委員会を設置する法案の投票が行われた。

では、この仮想通貨調査委員会の具体的な目的はどこにあるのだろうか。

法案によると、すでに広がっている仮想通貨市場の現状を把握し、ニューヨーク州の金融市場に対する潜在的な影響について調査することが目的のようだ。

しかし、ニューヨーク州での仮想通貨の現状と影響の調査と一口に言っても、かなり漠然としている。

そこで、さらに詳しく法案を見ることで、調査委員会の設置によりニューヨーク州の今後の取り組みが浮彫になった。

同法案では、調査委員会はニューヨーク州内の仮想通貨とブロックチェーン産業の発展状況の調査を行い、州内の現状を把握する。

加えて、同州の仮想通貨や取引所の数、現場の大口投資家に関する情報を正確に把握していく。

これらの調査から、調査委員会が州内の取引情報を洗い出し、仮想通貨取引の透明性を確保しようとしていることがわかった。

つまり、ニューヨーク州では調査委員会を設置することで、公正な仮想通貨の取引を実現するための規制や法案の導入を行っていくようだ。

今後のニューヨーク州の動向に注目だ。

原点:「New York State Legislature Proposes Creation of Cryptocurrency Task Force

ここまでの内容と考察

かねてより注目されていたニューヨーク州で、仮想通貨調査委員会の設置への投票が行われました。

ついに同州が、仮想通貨への取り組みに重い腰を上げたようです。

今後これに続く形で、多くの州で仮想通貨への取り組みが前向きになり、広範囲で仮想通貨が普及すると良いですね。

ニューヨーク州が見せる、これからの仮想通貨への取り組みに注目していきましょう!