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マイニング業者「Bitmain」がBCHの一部を譲渡不能にすると発表!
- 2018/4/23
- 仮想通貨の最新ニュース
中国のマイニング業者「Bitmain(ビットメイン)」は19日、ビットコインキャッシュ(BCH)のマイニングで発生する取引手数料の一部を使い、BCHネットワークの経済的成長を支援すると発表した。
Bitmainの子会社でマイニング業者の「AntPool(アントプール)」はビットコインキャッシュのブロックから全体の取引手数料の12%を「バーンアドレス」に送ることで、その資産の譲渡できないようにするという。
そうすることでビットコインキャッシュの流通量が低下。
市場の売り圧力は減り、最終的に価値を高めることができるとBitmainは考えている
結果、ビットコインキャッシュの価格上昇により、投資家の利益を得る助けとなる。
また、BitmainはBitcoin Cashについて以下の説明をしている。
「BCHを積極的に利用するユーザーはエコシステムにとって非常に重要ですが、BCHを保有する投資家は強い経済を維持するための基本的な条件です。
これらの保有者がいなければ、BCHの交換価値は大幅に低下します。
私たちは、Bitcoin Cashエコシステムの継続的な持分によってBCHの成長から利益を得なければならないと考えています。
マイナーが獲得した取引手数料はBCHの重要な成長指標であり、一部の取引手数料が譲渡不能となれば、実質的にBCHネットワーク全体と収益を共有することができるのです」。
と述べた。
現在、AntPoolはBitcoin Cashのブロックシェアを7.3%を占めているが、過去24時間に絞ったブロックのマイニング量を見ると10%に及ぶ。
Bitmainは他のマイニングプールを例にして、取引費用の12%を自分のブロックから譲渡不能にし、BCHネットワークの経済政策を実践するよう求めた。
ここまでの内容と考察
中国大手のマイニング業者「Bitmain」はビットコインキャッシュの取引手数料の一部を譲渡不能にすることを19日発表しました。
こうすることでビットコインキャッシュの流通量が減り、価格が上昇することでBCHネットワークの経済的な成長を支援。
Bitmainは他のマイニングプールも取引手数料の12%を譲渡不能にするよう呼びかけています。
BitmainのBHCブロックシェアでは7.3%だが、子会社のAntPoolが開発するマイニングマシンの世界シェアは70%に及ぶほどです。
それだけ、影響力を持つ企業が市場価格にまで影響すると仮想通貨の中央集権化が起きてしまうでしょう。
Bitmainに限らず、他のマイニングプールの動向がきになるところですね…。