BitConnectが取引所の閉鎖を発表、価格は90%の大暴落を記録

BitConnectが取引所の閉鎖を発表、価格は90%の大暴落を記録

貸出機能を売りにして一世を風靡した人気仮想通貨のBitConnectの価格が、大暴落している。これは米国規制当局による法的規制を発端とした、仮想通貨の交換・貸出機能の停止が主な原因とみられている。

最高値から約90%近く価格が下落し、現在は約26ドル(約2,886円)となっている。時価総額に関しても、約1億7600万ドル(約195億3600万円)暴落している。これはたった1日で、約1750万7000ドル(約19億4250万円)もの通貨が取引されている計算になる。

これを受けBitconnectは、5日以内に貸出業務の停止と、通貨の交換所の閉鎖をするとの発表をした。ただし、bitConnectのウェブサイト自体は、「ウォレットサービス・ニュース・教育サービス」を提供するためにこれからも開設したままでいくという。

規制上の課題が浮上

同社は、サービス停止の理由として、「当局の規制」「システムへのハッキング」「周囲からの批判」の3つを挙げた。

まず端を切ったのは、テキサス州の規制当局だ。テキサス州当局は、貸出機能について、投資家に年間約120%の利息を支払うルールとその資金源を明確に示せていないという点で、同社の詐欺行為を主張したのだ。

またノースカロライナ州の規制当局は、テキサス州に続き同社に対して厳格な法的規制を設け、同州内での一切の通貨取引を禁止にした。

テキサス州とノースカロライナ州の業務停止命令は、同社が存続していく上での基盤を損なうものであったとBitConnectはウェブ上で述べている。

またこの規制が発端となって、外部からの圧力が強まったのも事実である。実際、その後同社はDDoS攻撃というハッキングを受け、システム上にも大きな損害を受けてしまった。

加えて、各種メディアがこの事態をより悪く取り上げた事で、世間からのイメージや信頼が一気に失墜してしまったという。

加えて、仮想通貨界隈の著名人からの批評も止まらない。昨年12月には、ライトコインの創設者であるチャーリー・リー氏がBitConnectへの投資を取りやめたと正式に発表した。彼は今の状態を「典型的なネズミ講のようだ」と揶揄した。

またEthereumの創業者であるヴィタリック・ブテリン氏も、「貸出サービスのリターンこそが、まさにネズミ講のように感じさせる原因だろう」と痛烈に指摘した。

BitConnectは「我々は生き残る」と強気の発言

BitConnectの運営側は

「この一連の騒動は我々の完全終了を意味するものではなく、ただ一定のサービスを停止するだけである」

と述べた。実際今後も、彼らは他の仮想通貨サービスをこれから提供していくつもりだという。

貸出業務停止と交換所を閉鎖した後も、引き続き仮想通貨のサポートサービスを継続していくつもりだという。また、新たな通貨として先日ICOが行われたBitConnect Xは依然として機能しており、今後に期待してほしいと述べている。

取引所に関しても、今後新たなものを開設次第、BitConnect Xも取引可能にしていく方針だ。

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