投資家がビットコインへ戻り、価格が回復の兆しを見せる

最近過去最悪の価格降下であった仮想通貨市場が過去48時間で市場の回復があった。

ビットコインはその他の仮想通貨を購入するための通貨なのか?

2016年から多くの新しい仮想通貨の出現によって、ビットコインをアルトコインを購入するための準備通貨として使用するようになってきた。

仮想通貨で一番有名なのがビットコインだが、2017年を通してリップルとイーサリアムはビットコインの投資リターンを上回った。リップルは330倍のリターンが生まれ、イーサリアムは100倍に価格が高騰した。

そんな中、1月15日の規制により仮想通貨市場全体が落ち込み、仮想通貨市場は7,000億ドル(約77兆円)から4,200億ドル(約46兆円)に減少。

この価格変動によって過去最大に落ち込んだ仮想通貨全体の時価総額におけるビットコインの割合が、投資家が再びビットコインやイーサリアムなどの主要通貨に再分配したため32%から38%に急増した。

その結果ビットコイン、イーサリアムは市場で他の仮想通貨と比較して価値が低くなっていた。

この仮想通貨市場の現状をアメリカ大手取引所のアナリストMati Greenspan はこのように述べている。

「仮想通貨市場低下は劇的な変化のように感じるが市場は正常である。全体的にほとんどの通貨は1ヵ月前の取引の価格に戻ってきている。」

今回の価格下落は正しいことなのか?

Greenspanはインタビューの中で市場の大幅な修正が一部の地域ではかなり大きな低下を招いたため、日韓を中心とした世界市場は有益であると発言した。

それ以前は韓国の仮想通貨市場はビットコインイーサリアム、その他多くの仮想通貨は約30~40%の割り増し料金で取引されていた。そのため韓国のトレーダーは仮想通貨に投資をするために30~40%の追加支払いを行っていた。

仮想通貨の取引全体を引き起こした韓国政府の主な懸念の一つは、現地市場を韓国のトレーダーたちが管理しなけばならないほど高価。

greenspanは日本と韓国の割り増し料金が減少して世界市場が安定する可能性が高いと指摘しているが、ほとんどの仮想通貨単価は世界市場にとってポジティブな動きであった。

「日本と韓国の仮想通貨業者が支払っていた追加料金も下がっているのでそれは良い兆候だ」

とGreenspanは語っている。

原典:「https://www.ccn.com/bitcoin-dominance-increases-as-cryptocurrency-market-stumbles-again/」