JPモルガンのCEO:Jamie Dimonがビットコインを「詐欺だ」と言及

JPモルガンのCEO:Jamie Dimonがビットコインを「詐欺だ」と言及

JPモルガンのCEO:Jamie Dimon(ジェイミー・ダイモン氏)は、ビットコイン取引を行っていた従業員を「愚か者め」と言い、解雇するという。

火曜日にニューヨークで行われた投資家カンファレンスで「仮想通貨なんて良い終わり方はしない」と述べ、「あんなもの詐欺だ」と述べていた。

JPモルガンのトレーダーがビットコイン取引を始めた場合は、

「私はそのトレーダーたちを1秒で解雇する。それは我々のルールに違反しているという点と愚かだからという2点から解雇する。」

と述べている。

最近のビットコインは新たなライトニングネットワークというトランザクション時間を大幅に短縮できるシステムの開発・実装に注力しており、さらに仮想通貨のさらなら発展が期待できる。2017年だけでも約4倍にも上昇しているビットコインだが、これがバブルによるものなのかは議論が続く。

ビットコインはDimon氏の発言の後、下落した。先週に中国がICOと取引所でのビットコイン取引を規制し、これによって仮想通貨市場に大きなダメージを与えた。

Dimon氏は特に何か上手くいかなかった場合は、監督を受けずに仮想通貨が流通していくのは当局は許さないと述べた。またビットコインの基礎となるブロックチェーンについて確かに有益性は高いと述べている。

原典:「Jamie Dimon Slams Bitcoin as a ‘Fraud’

ここまでの内容と考察

JPモルガンのCEOによるこの発言でビットコインは一時的に下落していました。

そんなビットコインに対するDimon氏の発言は仮想通貨業界で波紋を呼んでいます。

JPモルガンをはじめとする大手金融機関にとってビットコインはいわば天敵のようなもので、ビットコインを認められないDimon氏の訴えのようなものだったのかもしれませんね。

ただ、このような業界を短絡的に見るわけがないJPモルガンの予測は確かに無視もできない。現在が今騒がれているように、単なる仮想通貨バブルであるならば、本当にいつかはじけて消えてしまう可能性もありますね。

ただ、そうなる可能性は極めて低い。インターネット上にしか存在しない仮想通貨は、逆を言えばインターネットを世界から無くさない限りなくなりませんね。

ここまで現代社会に浸透しているインターネットを今からなくすなんて、現実的に不可能ですので、ビットコインは今後永久になくならないと思います。