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ビットコインアドレスとは?その仕組みや取得方法を解説!
- 2017/9/9
- ビットコインについて
送金するために必要なビットコインアドレスとは?
「どうやったらビットコインを送金できるの?」
「ビットコインアドレスってどうやって取得するの?」
と、お思いのあなたは、ビットコインの送金方法がわからなかったり、アドレスの取得方法がわからなかったりと、悩んでいるのではないでしょうか?
はじめてビットコインアドレスを取得し、送金するときは、本当に送金できるのかどうか心配なので、慎重になりますよね。
そこで、当ページでは、ビットコインの送金を何度も行ってきた管理人が、ビットコインアドレスの仕組みや送金までの流れを1つ1つ解説していきます!
送金方法やアドレスを間違えてしまって、あなたのビットコインが紛失してしまわないように、しっかりと手順を説明しています。
それでは初めに、ビットコインアドレスの仕組みについて、一緒に見ていきましょう!
目次
気になるビットコインアドレスとはいったい何?
ビットコインアドレスとは、一言でいえば「ビットコインの住所」のことです。金融機関の情報で言うと、銀行口座の口座番号です。
もう少し詳しく説明していきます!
ビットコインアドレスとは?
あなたが誰かに送金をする際に、送金先の口座番号を知っている必要がありますよね。それと一緒で、ビットコインを送金したいときは、送金先のビットコインアドレスが必要になります。
例えば、今あなたがビットコイン取引所でビットコインを購入し、それをビットコインウォレットに送金したいということでしたら、ウォレットの受取用ビットコインアドレスが必要です。一つ一つのビットコインアドレスは、QRコードもしくは26~35文字の英数字で表示されます。
ちなみに、英数字で表示される場合、1または3の数字で始まる文字列になります。
これが何を意味しているかというと、3から始まる英数字のアドレスを持つウォレットはマルチシング技術を使用していることを示していて、よりセキュリティが強いことを表しています。ただ、1から始まる英数字のアドレスだからと言って、セキュリティが弱いというわけではないので安心していただきたいです。ビットコインにはブロックチェーンという技術が使用されていて、簡単にはハッキングされない仕組みとなっています。
送金先のアドレスとインターネット環境さえあれば、簡単に、しかも送金手数料が非常に安く送金できるので、ビットコインは便利ですよね。銀行だったら、ATMがあるところまで足を運んで、しかも数百円も手数料がかかるので、それと比較すると、すごい技術です。
では、ビットコインアドレスはどのように生成されるのでしょうか?
公開鍵とビットコインアドレス
ビットコインには、中央管理者がおらずインターネット上に情報がすべて公開されています。しかし、自分のビットコインまで他人に操作されてしまったら、絶対買いませんよね。
そこで、公開鍵と秘密鍵という二つが生成されるのです。
公開鍵というのは、インターネット上に公開される鍵で、ビットコインの取引の際に使用されるものです。そして、この公開鍵を簡易的にしたものがビットコインアドレスなのです。
ちなみに、公開されてはいけない情報を秘密鍵で守っています。
では、管理人が実際に保管しているウォレットを例にして、ビットコインアドレスの取得方法を一緒に見ていきましょう!
どうやって生成するのか?
ウォレットにはいくつか種類があり、管理人はオンラインウォレットであるBLOCKCHAIN ウォレットを使っています。
今回は、その BLOCKCAIN という最大手のオンラインウォレットに送金することを想定して、ビットコインアドレスの生成方法をご説明したいと思います!
オンラインウォレットの画面に、ログインするとこのような画面が表示されます。
画面の左上に、「受信」「送信」という表示があるのがわかりますでしょうか?
今回は、ある場所からこのウォレットにビットコインを送金することを考えていましたよね。
なので「受信」をクリックしましょう!
すると下のような表示が出ます。
「Curreny」、「宛先」、「金額」、「説明」という表示がでますが、この「宛先」に表示されている英数字が、新しく生成されたビットコインアドレスです!
このアドレス宛にビットコインを送金すると、このウォレットにビットコインが入金されることになるんです。
また、右上の「View QR Code」をクリックすると、QRコードでビットコインアドレスが生成されます。
このアドレスをQRコードリーダーで読み取るとビットコインアドレスがわかります。
これで、ビットコインアドレスが生成できましたね。
次は、このアドレスにどうやってビットコインを送金するかについても見ていきましょう!
送金までの手順
ここでは、先ほどご説明したBOCKCHAINのウォレットに、ビットコイン取引所で購入したビットコインを送金しようとしていることにしましょう!
今回は、国内で最も有名なBitFlyerからのビットコインの送金手順を確かめたいと思います。
まず、”BitFlyer”のトップページに行きます。
すると、左下のほう「入出金」という表示があるので、ここをクリックしましょう。
ページが変わるので、次に、今回はビットコインの送金なので、「BTCご送付」ですね。
次に、ビットコインの送金画面になるので、「ラベル」と「ビットコインアドレス」を入力。
「ラベル」は自分がわかりやすいような名前にしましょう。今回であれば、「ビットコインアドレス テスト」などはどうでしょうか。
「ビットコインアドレス」には、上でご説明した手順で入手した送金先ウォレットのアドレスを入力しましょう。
ここが一番注意が必要で、
このアドレスの入力を間違えると、異なるアドレスに送金されてしまったり、ビットコインが消失してしまったりしてしまうのです。
せっかく買ったビットコインが消えてしまったら、いやですよね。絶対に間違えないように、確認を怠らないようにしましょう。
入力が終了したら、その右にある追加を押します。
これで、送金先アドレスの登録ができたので、次はその下にある送金金額を入力。
「送付数量」を送金するビットコインの数量分記入します。
また、「優先度」では、送金手数料に応じて送金にかかる時間が変わってきます。早く送金したいということでしたら、プルダウンで優先度を高めた設定にすることをおすすめします。
ただ優先度を高めると送金手数料が高くなるので、特に急いでいるということでなければ、優先度は「普通」で良いと思います。
「送金金額」の設定が完了すると、下に「ビットコインを外部アドレスに送付する(取り消し不可)」という赤いバーが出てきます。
これをクリックすると、送金が完了です!
おつかれさまでした!これで送金完了です!
間違ったaddressに送金してしまったら?
万が一、ビットコインを送金するときに、ビットコインアドレスを間違えてしまったらどうするか。
どうもすることができません!なので、絶対に間違えないように注意しなければいけないのです。
ただ、実は、システムはしっかりしているので、ビットコインアドレスがだれも使用していないアドレスだった場合、送金不可でビットコインは戻ってきます。
ただ、もし誤って入力したビットコインアドレスを誰かが使用していたら、誤って送金されてしまうので、注意しておいた方がいいと思います!
では、送金した後、本当に送金が完了したかどうかを確認するのはどのようにするのでしょうか?
一緒に見ていきましょう!
過去の送金履歴はどうやって調べるの?
ビットコインの取引履歴のことを「トランザクション」と言います。
トランザクションには、誰が(送金元のビットコインアドレス)、誰に(受取先のビットコインアドレス)、どれくらにの量のビットコインを送ったかが記録されています。
世界中すべてのビットコイントランザクションは、インターネット環境があればだれでも 「blockchain info」 で検索することができますので、その手順をご説明します!
まずBlockchain.infoを開いて、下記の「サーチ」にて送金元のアドレスを検索しましょう。
するとこのような画面になり、トランザクションの情報が記入されます。
これが、送金履歴の検索方法です!
意外と簡単ですね!
ここで、取引量や受取先ビットコインアドレス、送金先ビットコインアドレスなど様々な情報が確認できるんです。
ここまでで、ビットコインアドレスの生成方法や、送金手順、送金履歴の検索方法をご説明してきました!
最後に、2回目以降ビットコインを送金する際に、知っておいていただきたいことがあるので、ご紹介します!
bitcoin addressが変わる?
ビットコインは何度か送金する機会があると思いますが、その時に知っておいていただきたいことがあります。
それは、ウォレットで生成した受取先ビットコインアドレスが、前回生成したビットコインアドレスと異なるアドレスに変えられる、ということです。
(取引所のウォレットではこれはほとんど不可能ですが、blockchain.infoなどではこれが可能です。)
例えば、初めて送金したときの受取用アドレスが
104467eb7e6a71d2aed7de37dec564dcad7fa83df03e6d61
というアドレスだったのが、2回目に新しく送金する際にアドレスを生成すると
1005a255ff3f67ba49aca45dda4a79a98f857a33223ab4d45
というアドレスに変わっているということがあるということです。
では、なぜアドレスが変わってしまうのでしょうか?
これは、個人情報を保護するためです。
取引情報がすべて公開されている状態で、常に同じビットコインアドレスを使用していると、そのアドレスの使用者がどれくらいのビットコインを持っているかがわかってしまいます。
匿名性は高いため、名前や住所などが特定されることがありません。でも、取引履歴がすべてまるわかりで、高額のビットコインを保持していることがばれるとハッキングの対象にされる可能性がありますよね。
そのようなことがないように、受取先ビットコインアドレスを再度発行することができます。
ただ、アドレスが変わっていると、受け取ったビットコインがなくなってしまうのではないかと心配になりますよね。
大丈夫です!ビットコインアドレスが変わっても、同じウォレットに送金されるので安心してください。
ちなみに、新しく生成されたアドレスを使用せずに、前回生成されたビットコインアドレスを再利用しても、全く問題なく送金されます!
まとめ
今回は、ビットコインアドレスやアドレス生成方法、ビットコインの送金方法についてご紹介しました。
ここまでの内容をおさらいしましょう。
- ビットコインアドレスは、銀行口座番号のようなもの
- ウォレットで簡単に取得することができる
- 受取用ビットコインアドレスは、前回の生成したアドレスと変わる場合がある
- 取引履歴は、” blockchain info “ で簡単に検索することができる
ビットコインアドレスの仕組みや送金方法について分かっていただけたでしょうか?
誤って送金したりしないように、送金する前にビットコインアドレスに関してはしっかりと把握しておきましょう!