仮想通貨の口座を不正に売買?ベトナム人4人を逮捕

仮想通貨の口座を不正に売買?ベトナム人4人を逮捕

先日15日、仮想通貨取引用の口座を不正に売買したとしてベトナム国籍の男女4人を犯罪利益移転防止法違反容疑で逮捕したという。

ちなみにこの4人は入管移民法違反容疑で1月に逮捕されており、今回売買された口座はマネーロンダリングに使用されたとして捜査を進めている。

さらに警視庁サイバー犯罪対策課は、不正売買されていた口座がインターネットバンキングの不正送り先として使用されていたと発表している。

2017年4月に利益移転防止法の改正がなされ、改正後の罰則は

「1年以下の懲役、または100万円以下の罰金」

となり、改正後今回の摘発が全国初となった。

逮捕されたベトナム人4人は昨年7月ごろから不正に口座を売買しており、問題の口座は既に別の犯罪グループにわたっているという。

このグループは法人名義のネットバンキングへ不正アクセス。そして電子決済サービス「ペイジー」を使って約300万円を問題の口座に入金していた。

当時1BTC=28万円くらいだったので、入金した300万円を10BTCに換金していたという。

ここまでの内容と考察

全国初となる仮想通貨関連犯罪での逮捕。

今回は口座を売買することによってマネーロンダリングに使用していたとされており、ベトナム人4人は利益移転防止法容疑で逮捕されました。

最近ではハッキングやダークウェブといったサイバー犯罪対策が注目されており、ネット上でやりとりされる仮想通貨においては最大の課題でもありますね。

1月末に起きたコインチェックの事件も然りで、セキュリティの改善や顧客保護が疎かだった点をハッカー達につかれました。

今後ハッキングやネット犯罪についての規制はどんどん厳しくなってくれば、もっと安心して取引・管理できるようになりますね!