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仮想通貨マイニング被害増加!パソコンで勝手にマイニングされる!?
- 2018/2/28
- 仮想通貨の最新ニュース
セキュリティ関連の製品を取り扱っているトレンドマイクロ株式会社の報告によると、ユーザーのPCやスマートフォンなどのデバイスを強制的にに乗っ取って仮想通貨のマイニングを行う「コインマイナー」(海外ではよくcryptojacking(クリプトジャッキング)と呼ばれている)の被害が日本国内・世界で過去最多だという。
クリプトジャッキングとは、Coinhive(コインハイブ)が提供するコードを使用してMonero(モネロ)をマイニングをするウェブサイトを構成し、その後強制的にユーザーのデバイスを乗っ取り、そのウェブサイトにリディレクトさせるというもの。
Coinhive自体は不正なサービスを提供していないが、それを悪用するハッカーも増加している。特に最近のビットコインやアルトコインの価格高騰から、クリプトジャッキングが増加したと考えられていて、日本でもその被害は急上昇。
引用:2017 年は「セキュリティの常識を覆すサイバー犯罪の転換期」、2017 年の脅威動向を分析
また、匿名コイン「Monero(モネロ)」を使ってマイニングが行われるため、犯人を特定することはとても困難。
クリプトジャックの被害を受けている側も、勝手にマイニングがブラウザで行われるため被害に気付かないことが多いという。
クリプトジャッキングの被害には、Starbucks (スターバックス)やTesla(テスラ)などの大企業も被害を受けており、2018年にはさらに被害が増加すると考え
ここまでの内容と考察
クリプトジャックキングの被害が世界で増加しており、今後のサイバーセキュリティに大きく影響するといわれています。
また、今後はウェブ広告の代わりにユーザーのデバイスでマイニングをするといったビジネスも増えてくるといわれています。
これからも仮想通貨マイニングには注目していきたいですね。